水川あさみ“道上”はヘルパー田所が清家の元恋人・亜里沙だと見抜くが…<笑うマトリョーシカ>

2024/09/02 20:07 配信

ドラマ レビュー

いろんな真実が明らかになり、驚きを隠せない道上(水川あさみ)(C)TBS

水川あさみが主演を務める金曜ドラマ「笑うマトリョーシカ」(毎週金曜夜10:00-10:54、TBS系)の第10話「ついに政治家を操る者の正体発覚!?」が8月30日に放送された。清家(櫻井翔)を操るハヌッセンの正体に近づきつつある道上(水川)。意外な人物の再登場もあり、事態はよりカオス状態に…。(以下、ネタバレを含みます)

人間の欲望と謎が絡み合うヒューマン政治サスペンス


同ドラマは、日本推理作家協会賞や山本周五郎賞など数々の受賞歴を持つ早見和真が2021年に発表した同名小説が原作。抜群の人気を誇る若き政治家と有能な秘書の“得体の知れない不気味さ”に気付いた新聞記者が、彼らを取り巻く黒い闇に迫るヒューマン政治サスペンス。

印象的な笑顔とリベラルな言動で人気を集め、未来の総理候補との呼び声も高い若き政治家・清家一郎と、そんな彼を支える有能な秘書・鈴木俊哉。その2人の奇妙な関係を暴こうと、新聞記者である道上は、彼らの隠された過去を探っていく。

道上の社会部時代の先輩記者・山中尊志を丸山智己、道上の後輩記者・青山直樹を曽田陵介、道上の元夫・旗手健太郎を和田正人が演じる他、清家一郎の母・浩子役で高岡が出演。

さらに、清家と鈴木の福音学園時代の同級生・佐々木光一を渡辺大、大手新聞社社会部の敏腕記者だった経歴を持つ道上の父・兼高を渡辺いっけい、清家の実父で、官房長官を務めた経験もある有力代議士・和田島芳孝を加藤雅也、明るく前向きで肝がすわっている道上の母・香織を筒井真理子が演じている。

浩子が“ハヌッセン”ではないと明かし、道上は別の人物に目を付けた


清家(櫻井翔)を操っている“ハヌッセン”は浩子(高岡早紀)ではないかと思っている道上(水川あさみ)は、浩子に直接問いただしてみた。浩子の過去などが明らかになるが、「肝心なところにたどり着けていない」と言って、ハヌッセンに関しては否定した。

さらに、鈴木(玉山鉄二)に清家の大学時代の論文を送ったのも自分ではないと否定。

しかし、鈴木は清家の卒論を浩子が持っていたことを知っていた。それを知った道上は、ある人物に目を付けた。

官房長官になった清家は憲法も変えようとしている(C)TBS