池松壮亮「小さい頃から知ってる太賀と兄弟役を演じることになるとは思っていませんでした」仲野太賀主演の大河ドラマに池松、永野芽郁、吉岡里帆、浜辺美波の出演が決定<豊臣兄弟!>

2024/10/02 20:16 配信

ドラマ 会見

仲野太賀「またこれまでの豊臣家のとは違う描かれ方をするのかな」


記者から、豊臣家に対するイメージについて聞かれた仲野は「豊臣秀吉の作品はこれまでにたくさんあったし、僕自身も豊臣秀頼という役を以前に演じさせていただいたことがあるので、縁を感じています。これまで、秀長にスポットを当てて描いているドラマはほとんどないようなので、またこれまでの豊臣家のとは違う描かれ方をするのかなと思いつつ、(脚本を担当する)八津さんが絶対に面白い作品を書いてくださると信じて、頑張っていきたいです」と語った。

続けて、池松は「正直に申し上げますと、なにが起こったかっていうことは分かっているんですが、歴史の教科書レベルです。そして、豊臣秀吉は竹中直人さんのイメージがあり、近年は、どちらかというと悪役として描かれてきたのかなという印象です。個人的には、『太閤記』(1965年放送)と、竹中さんが出ていた『秀吉』(1996年放送)の二つの大河ドラマを勉強しながら見て、やっていきたいなと思います」とコメント。

吉岡里帆「今作は豊臣家の凄さや素晴らしさが描かれる大河ドラマになるのかなと」


そして、永野は「私も教科書レベルでしか分からないので、会見終わったら勉強します」と話し、吉岡は「先日、初めての打ち合わせで、関西出身のプロデューサーの方と、徳川家康の時代になって平和になってくということで、どうしても、秀吉のやって来たことはずるがしこく描かれたり、平和とは真逆なイメージで作品では描かれがちという話をしました。でも、私は、農家の出で、たくましく、時代の差別に負けず階級にあらがうような個人としてのポテンシャルの高さを豊臣家に対して感じているので、まさに、今作は豊臣家の凄さや素晴らしさが描かれる大河ドラマになるのかなと予感しています。そして、秀吉がフューチャーされる作品が多い中、秀長が主人公で、支えてきた人の美しさや格好良さがどんな風に描かれるんだろうと楽しみに思っていますし、関西人としては、豊臣家頑張れ!って気持ちもあります」と思いを明かした。

また、浜辺は「私も基本は教科書レベルしか存じ上げていないんですが、お話が決まった時から、寧々が主人公の小説を読み始めました。今まで作品として楽しんだことはありましたが、寧々に寄り添って、感情移入したことはなかったんです。でも、今回、小説を読んでいる時に、思った以上に感情が動いて、寧々の感情が流れ込んでくるという感覚があったので、小説を読んで勉強しつつ、脚本が来たら、脚本の中の寧々を体の中に入れていきたいなと思っています。作品に入る前も、入ってからもずっと勉強し続けながら、撮影を進めていけたらなと思ってます」と回答。

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