<眠れる森>木村拓哉“直季”の本当の想いが明らかに…中山美穂“実那子”とのベランダ越しのキャッチボールもグッとくる

2024/10/18 11:30 配信

ドラマ 編集部おすすめ

「眠れる森」がFOD・TVerで順次無料配信中(C)フジテレビ

FOD・TVerで開催中の「#ドラ活 浸れ、超自分的ドラマ生活。」にピックアップされ順次無料公開がスタートしたことで今また注目を集めている中山美穂木村拓哉主演ドラマ「眠れる森」(1998年、フジテレビ系)。20日(日)まで無料配信中の5話では、実那子(中山)の記憶に関する真実が明らかになる展開が描かれている。(以下、作品の重大なネタバレを含みます)

実那子が自分の思い出だと思っていたものは、実は…


「眠れる森」は、3カ月後に結婚を控えた実那子が故郷の森で謎めいた青年・直季(木村)と出会ったことから始まるミステリー。

直季は実那子のことを15年前から知っているといい、実那子につきまとっては「実那子は俺の一部なんだ」「もっと憎めば?そのうち俺のことどうしようもなく好きになるから」と不気味なことを口にする。

直季と話せば話すほど、直季の記憶と自分の記憶が似ていることに気づく実那子。不自然さを感じた実那子は、婚約者の輝一郎(仲村トオル)と共にもう一度“眠れる森”に向かい、そこで出会った伊藤直巳(夏八木勲)という人物に自分の記憶にまつわる驚きの事実を聞く。

直巳によると、15年前、殺人事件のおぞましい記憶に苦しむ実那子が叔父に連れられて直巳の元を訪れ、直巳は当時12歳だった彼女に“記憶の埋め込み”を施したという。

「私の記憶は、あなたのだったのね」


とはいえ、埋め込む記憶にリアリティがなければ、実那子を長期間信じさせることはできない。直巳が実那子に埋め込んだのは、直巳の息子・直季から聞いた記憶だった。

「私の記憶は、あなたのだったのね」――。実那子と直季の記憶が酷似している謎が解け、直季が実那子に付きまとう理由もわかり、ストーリーが大きく動いた第5話。

だが、一家惨殺事件の犯人・国府吉春(陣内孝則)の狙いがわからない。もし、犯人が国府ではなかったなら…。実那子は不安を募らせ、17日に無料配信がスタートした第6話では、仮出所したまま行方をくらました吉春を直季と輝一郎がそれぞれ追う回が描かれる。

直季の記憶を実那子に“埋め込む”という、四半世紀を経た今見ても斬新な展開に、今回初めて視聴する視聴者からは驚きの声が、すでに結末まで知っている視聴者からも「放送当時本当に面白くて、毎週楽しみにしてた」「こんな作品はほかにない」「記憶を消してもう一回見たい!」の声が上がる人気ぶりだ。