利己はオクラの室長・幾多学(橋本)に新山が犯人で間違いないと報告するが、千寿は被害者・美佳の交友関係も洗い直そうと提案。さらに利己と壮太が住む部屋に押しかけ、壮太と接した千寿は、壮太が何かを隠していると察する。千寿は倫子(白石)にお弁当を作ってもらって、利己と壮太とともに公園へ。一緒にお弁当を食べたり、千寿が壮太とキャッチボールしたりする姿にほっこりする。
そんななか壮太が重い口を開いた。父親の新山ではなく母親の美佳が壮太を虐待していたこと、事件当日、血まみれで倒れている美佳のそばに、包丁を持った新山がいたため、自分のために父親が母親を殺したと思っていたと涙ながらに語る。利己は、証拠をねつ造してまで新山逮捕に動いていたことは間違いではなかったと確信した。
利己が容疑者・新山と対峙していたとき、千寿は壮太と倫子とともにオクラの部屋へ。事件当日、何度かドアの音が聞こえたという壮太にその数を聞くと、4回だという。数が合わないという千寿は、利己と新山のほかに部屋にもうひとりいたと予測。そんなとき、テレビから聞こえる声を聞いて壮太が震えた。その声の主は、美佳の顧客リストの中にいた。
犯人逮捕に必死な利己の反面、慎重に捜査を進める千寿に「若者の暴走を止めてくれーと思いながら観てましたが、千寿はそれを利用して次に進むことも考えられる大人でもありますものね。利己の行動も想定内なのかも」「千寿さんは一見情熱で衝動的に見えたが、実は鋭い感覚と経験で冷静にものが判断できる」「珍しく(?)事件を慎重に紐解いていく飛鷹さんのバディ感素敵」「千寿さんはベテランだけあって冷静な分析力」などの声があがる。
さらに「人の心を温かく溶かし開く千寿の、手腕でもあり思いやりのある人柄に胸を打たれた。心が温かくなった!」「反町さんのキャッチボール姿はただの眼福」「子供の細やかな言動や表情を読み取って、目線をあわせて寄り添って、ゆっくり語り掛け不破くんが開けなかった壮太くんの心の扉を開く」などと、被害者の息子によりそう千寿の姿も反響を呼んでいる。
※「三浦リョウ太」の「リョウ」の漢字は「僚」の「にんべん」を「けものへん」で表記
◆文=ザテレビジョンドラマ部
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