黒木華が主演を務める11月1日(金)公開予定の映画「アイミタガイ」の本編予告映像が公開された。予告映像内では、風吹ジュンが“相身互い”(アイミタガイ)の言葉の意味を優しく語るシーンが一部解禁。また、本作を先行観覧した人々からは「泣かずにはいられない」などの反応が続々と寄せられ、さらに監督やキャストのコメント、メイキング映像で綴る公開記念特別番組「アイミタガイエピソード0」の配信も開始された。
本作の主人公、ウェディングプランナーとして働く梓(黒木華)は、ある日突然親友の叶海(藤間爽子)を事故で失う。恋人の澄人(中村蒼)との結婚にも前向きになれずにいた梓(黒木)は、いつも一番の味方でいてくれた親友との別れを受け入れられず、立ち止まってしまう。娘の死を中々受け止められずにいた叶海の両親の朋子(西田尚美)と優作(田口トモロヲ)も、あるきっかけから叶海(藤間)が生前どう過ごしていたのか辿ってみることに。
本作は、誰かを想ってしたことは、巡り巡って見知らぬ誰かをも救い、自分の元に返ってくるという“相身互い”の助け合いの心が、出会うはずのない人々を繋げ、小さな奇跡を起こす感動作となっている。また、先行観覧した人々からは「この映画を観て泣かずにはいられない」、「久しぶりに心温まる映画に出会い感動しました」という声が続出した。
公開された本編予告映像は、梓の祖母・綾子(風吹ジュン)の家に遊びにきた梓と、澄人が3人で夕食を囲んでいる本作の重要なシーンから始まる。
梓は「あいみがたい…って何?」と綾子に尋ねる。「相身、互い。最近あんまり聞かんくなったけど、世の中持ちつ持たれつお互い様ぐらいの意味やろうな」と綾子が答える。加えて、「お人好しすぎると、助けてばっかりになっちゃわない?」と聞く梓に、綾子は「誰からもなんもしてもらえへんって人おらんと思う。気ついてないだけで、色んな想いが巡って自分のところに届いてるんよ。きっと。」と優しく語りかける。
タイトルでもある“相身互い”(アイミタガイ)の意味が語られるシーンの後に続くのは、親友の叶海(藤間)を失い立ち止まってしまった梓や、梓を中心に“相身互い”の想いで繋がっていく登場人物たちの必死に生きる姿。短い時間でありながら満足感があり、本作の魅力「目には見えない人と人の“繋がり“を感じられるあたたかさ」を感じられ、本編への期待値が高まる予告映像と仕上がっている。