本作公開に先駆け監督、キャストのコメントやメイキング映像で綴る公開記念特別番組「アイミタガイエピソード0」がU‐NEXTにて10月26日より配信開始された。番組内では映画本編の冒頭9分も特別公開される。
また、映画のストーリーさながらに、草野翔吾監督へとバトンが受け継がれ完成した映画の成り立ちの秘密、そして、作品にかかわる人々の本作にかける思いを語ったインタビューも公開。親友を失った主人公の周りで思いがけない出会いが連鎖し、やがて小さな奇跡へと繋がっていく本作のストーリーや各登場人物の魅力を掘り下げるほか、黒木華はじめ豪華キャストのコメント映像とともに作品の魅力に迫る。本作らしい柔らかな雰囲気で包まれた「アイミタガイ」の制作の裏側を上映より一足先に楽しめる内容となっている。
ウェディングプランナーとして働く梓のもとに、ある日突然届いたのは、親友の叶海が命を落としたという知らせだった。交際相手の澄人との結婚に踏み出せず、生前の叶海と交わしていたトーク画面に、変わらずメッセージを送り続ける。
同じ頃、叶海の両親の朋子(西田)と優作(田口)は、とある児童養護施設から娘宛てのカードを受け取っていた。そして遺品のスマホには、溜まっていたメッセージの存在を知らせる新たな通知も。
一方、金婚式を担当することになった梓は、祖母・綾子の紹介でピアノ演奏を頼みに行ったこみち(草笛光子)の家で中学時代の記憶をふいに思い出す。叶海と二人で聴いたピアノの音色。大事なときに背中を押してくれたのはいつも叶海だった。梓は思わず送る。「叶海がいないと前に進めないよ」。その瞬間、読まれるはずのない送信済みのメッセージに一斉に既読がついた。
というストーリーが展開される。