鈴鹿央士と松本穂香がW主演を務める月9ドラマ「嘘解きレトリック」(毎週月曜夜9:00-9:54、フジテレビ系/FOD・TVerにて配信)。11月4日に放送された第5話では、“人形殺人事件”の謎を解明するべく、怪談雑誌の記者・雅(北乃きい)が左右馬(鈴鹿央士)と鹿乃子(松本穂香)をサポートする姿に、視聴者から多くの投稿が上がった。(以下、ネタバレを含みます)
本作は、“やたら鋭い観察眼を持つ借金まみれの貧乏探偵”・祝左右馬(いわいそうま)と、“ウソを聞き分ける奇妙な能力者”・浦部鹿乃子(うらべかのこ)の異色コンビが「ウソ」と「マコト」の入り混じる難事件を解決していくレトロモダン路地裏探偵活劇。
借金まみれの貧乏探偵・祝左右馬を鈴鹿、左右馬の探偵助手で人のウソを聞き分ける能力を持つ女性・浦部鹿乃子を松本が演じる。また、九十九夜警察署の刑事・端崎馨に味方良介、藤島家令嬢・藤島千代役を片山友希、小料理屋「くら田」の主人・倉田達造に大倉孝二、小料理屋「くら田」の女将・倉田ヨシ江に磯山さやか、倉田家の息子・タロに渋谷そらじ、カフェー「ローズ」の女給・久我山小百合(リリー)に村川絵梨、鹿乃子の母・浦部フミに若村麻由美が扮(ふん)する。
「人形屋敷」と呼ばれている綾尾家で起きた“人形殺人事件”の取材で綾尾家を訪れていた左右馬、鹿乃子、そして端崎の姉で怪談雑誌の記者・雅(北乃きい)。綾尾家には両親を亡くした品子(片岡凜)という娘が使用人たちと住んでおり、不審死した使用人のイネ(松浦りょう)について「うちは誰も死んでいない。イネさんは自殺」と雅たちに話す。鹿乃子が品子のウソを見抜き、左右馬と雅も品子の話の端々に違和感を覚えていた。
翌日、左右馬と雅が離れに向かうと、格子戸越しに見える障子に血飛沫が飛んでいるのに気付く。品子が倒れているのではないかと心配した左右馬たちが慌てて部屋に入ると、倒れていたのは人形だった。
そこに品子が現れると、自身の着物についた血は、人形の足袋の糸を切っていて怪我した時についたものだと言う。だが、鹿乃子はそれがウソだと分かる。鹿乃子からウソの合図を受け取った左右馬は、警察と医者、そして自動車をすぐさま手配するよう女中に頼むのだった。
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