自分は何か見落としている…と思った千寿は、改めて防犯カメラ映像を見た。そして何かに気づいた千寿は、証拠ねつ造中の元妻で科捜研所属の井伏愁(観月)に電話し、物的証拠となるスポイトに付着する指紋を変更してほしいと伝えた。あくる日、料亭の庭を捜索したオクラメンバーがスポイトを発見。しかしそれは千寿が準備したものとは別物で、そこからは高見の指紋が検出された。
副総理暗殺の容疑者となってしまった高見から呼び出された千寿は、利己とともに指定された場所へ。自分は毒を盛っていないと否定する高見に、千寿が準備したものとは別のスポイトに差し替えられたと伝えると、高見は「上からの指示か」とどこか納得した様子だ。何が目的で動いているのかと問う千寿に、そんなことも知らないのかと高見は呆れる。
すると、突然高見が警棒を振りかざし襲いかかってきた。「飛鷹千寿を始末しろ」という指令があったと語る高見は2人と闘いながら、加勢の妻を交通事故死させたのは副総理の息子で、自分が証拠を隠滅したことを告白。さらに副総理殺害は「お互いの利害が一致した結果だ」と話した高見は、突然銃撃された。そして「HIDE & SEEKは共存する」という言葉を残して亡くなってしまう。
千寿らと対峙したときの高見の告白に「高見刑事が千寿らに対して『上からの指示か』『お前らそんな事も知らないで…』と言った意味、上層部は自分達の都合で犯罪を揉み消していたという事」「互いの利害が一致した。うーん、難しくて何回か見ないと理解不能です」「11年前の副総理の毒殺事件の犯行を高見刑事に擦り付けようとし、最終的に射殺し闇が深そう」などの声が視聴者からあがる。
さらに「モヤモヤが増すばかり!全員怪しい!千寿と利己まで怪しい」「オクラの中にハイドアンドシークがいるなら…室長?ぜってーなんか知ってる。鷲さん?タイミングよく起きるやん。吉岡?ハッキングしたときになんか知ってんじゃないの。倫子?ほんとは父撃たれたの知ってたとか。利己?実は回し者?」などと、第5話で「HIDE & SEEK」のブラックリストにオクラメンバー全員が載せられていて、千寿が「この中に…」と言ったことから、黒幕を考える視聴者から困惑の声もあがり反響を呼んでいる。
※「三浦リョウ太」の「リョウ」の漢字は「僚」の「にんべん」を「けものへん」で表記
◆文=ザテレビジョンドラマ部
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