第7話は――
雨野(広瀬アリス)は、自分が天宇受売命という神だと気づく。それを聞いて黙り込む興玉ら「全決」のメンバーたち…。そして、話は4カ月前にヒルコによって消された料理研究家の大月比呂佳(田山由起)の「神隠し事件」にさかのぼる。彼女は糧食を司る大宜津比売神で、全決で頻繁に食事をふるまっていた。謎の神「ヒルコ」に仲間を消された全決メンバーは、必ずヒルコの正体を暴くと決意を新たにする。
神隠し事件の最初の被害者と2人目の被害者には交流があり、その後の2人目と3人目の被害者にも個別に親交があったことに気付いた興玉たちは、「ヒルコは神隠しをする前に、知り合いの神を聞き出しているのかもしれない」と仮説を立てる。大月と親しくしていた人物へ会いに行くことに。
また、ヒルコの正体は神ではなく、人間ではないかという推測もする。飛鳥時代、厳しい修行の果てに、神としての記憶を消す「事戸渡し」を習得した人間がいたという。それは日本最古の呪術者とも、山岳信仰である修験道の開祖ともいわれる「役小角」だ。役小角が今の時代にも生きていて、ヒルコとして名乗っているのではないかと考える。そんな時、ヒルコから「芹田(迫田孝也)に天罰を下した」という犯行声明が届いていた。
――という物語が描かれる。
公式ホームページなどで公開されている予告動画は「私も神なんですね」という雨野と、そんな雨野に「さすが室長」という興玉のシーンからスタート。“室長”と呼ばれたことを不思議に思っている雨野に、興玉は「何があったのか、全てお話しします」と伝える。
一方“神隠しは連鎖する”というテロップが出ると、事件の捜査にあたる全決メンバー。雨野は「ヒルコの正体は神ではなく人間だってことはない?」と推理する。
第7話を放送を前に、SNS上では「雨野も神展開激アツ」「日本の神を全然知らなかったことをこのドラマで気付いた」「興玉呼び泣けてくる…」「雨野いきなりかっこよくなった!」などの声が上がり、話題となっている。
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