心配する利己に、「ここで意地張らねえで、いつ張るんだよ」と言う鷲沢。そして殉職した久常は父親になるはずだったと話し、回想シーンに。鷲沢から渡された安産のお守りを喜ぶ久常が、生まれてくる自分の子どもを孫だと思って…と話す関係性にほっこりする。しかし爆破に巻き込まれた久常は、駆けつけた鷲沢にそのお守りを妻に渡してほしいと言い「ありがとうございました」の言葉を残し息を引き取っていた。
利己はふと気づき、2人が逮捕した制服警察官が10年前の事件当時も盗撮をしていたら…と押収した盗撮映像を確認し始めた。寝落ちしてしまった利己の一方、鷲沢は久常と捜査していた頃を振り返る。当時から地道に捜査していた鷲沢に文句を言いながらも、久常はその捜査方法に付き合っていた。そして、事件当日の映像を見つけた鷲沢は大騒ぎ。しかし気が抜けたのか、そのまま意識を失ってしまった。
病院に戻った鷲沢のため、利己は亡くなった久常の妻・志保と子ども・未来人を病室に連れてきた。まるで孫の顔でも見ているかのような鷲沢に、安産のお守りのおかげで元気な子に育ったと笑顔を見せる志保。「鷲さんみたいな刑事になりたい」と言っていた久常を思い出し涙があふれる鷲沢。父親は最高の刑事だったと未来人に話し始め、笑顔を見せた。病室の扉をゆっくり閉め、捜査に戻る利己の配慮にほっこりする。
鷲沢と亡き久常のエピソードに「鷲さん×久常エピ、泣けたぁ」「鷲さんと九常のエピ、とてもよかった。お荷物扱いされるベテランの悲哀と奮闘、それを慕う若手。ベタだけど王道でいつの時代でも心を打たれる」「妻から『まるで、孫を見ているかのようね』と言われて、久常未来の妻から『これのお陰で無事に生まれました』と安産祈願のお守りを感謝される所は感動しましたね」などの声があがる。
さらに「ごめんよ!居眠り刑事そんな事情があったとは…久常さんとの年代を超えた親子愛にも似た師弟愛」「九条は死にゆく悲劇性と、鷲沢に着いていく明るさと両方持っていて魅力的ですね」「鷲さんの刑事魂、私も目頭が熱くなりました」「鷲さんの執念が実った」「鷲さんめっちゃいい人だった。疑いました」などの声もあがり、注目を集めている。
※「三浦リョウ太」の「リョウ」の漢字は「僚」の「にんべん」を「けものへん」で表記
◆文=ザテレビジョンドラマ部
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