岡田惠和、有村架純は「最強レベルにある女優さん」

2017/09/29 12:45 配信

ドラマ インタビュー

いよいよ9月30日(土)に最終回を迎える、連続テレビ小説「ひよっこ」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか)。

毎日のように繰り広げられる“怒濤の幸せラッシュ”には、SNSなどを中心に大きな反響が寄せられている。

そんな本作の脚本を書き上げた岡田惠和氏に、「ひよっこ」に込めた思いや執筆の裏話を聞いた。

なお、同番組の総集編は10月9日(月・祝)昼3時5分から、前後編続けて173分にわたって放送される。

連続テレビ小説「ひよっこ」の脚本を務めた岡田惠和氏


──ヒロイン・みね子役の有村架純さんは、岡田さんのオファーにより決定しました。今あらためて、有村さんについて思うことを教えてください。

有村さんは、“何でもできる人になっちゃった”気がしています。みね子役に関して言えば、「どんなシーンを書いても大丈夫」という安心感と、「大先輩たちに囲まれて緊張しても、きちんと力を発揮してくれる」という頼もしさを感じています。今、最強レベルにある女優さんなのではないかと思います(笑)。

有村架純について「今、最強レベルにある女優さんなのではないかと思います」と熱く語る(C)NHK


──本作には「悪人が出てこない」ことが印象的でした。コンセプトとして、意識されていたのですか?

明確に意識していたわけではありませんが、自分の人生経験を振り返っても、何かうまくいかなかった時に、それが人のせいだったことはあまりないなって思うんです。結局自分の問題ですから。

敵がいるとそれだけドラマは動くんだけど、それより、「“いい人たち”の横の道には、何があるか分からない。一見するとユートピアだけど、解決しようのない悲しいことも起きている」感じを描きたいなと思っていました。

岡田氏は「一見するとユートピアだけど、解決しようのない悲しいことも起きている感じを描きたかった」と話す(C)NHK


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