「斉木楠雄」の山崎賢人、福田雄一監督から「コメディ向いてる」と太鼓判!

2017/10/01 19:24 配信

映画

映画「斉木楠雄のΨ難」の完成披露試写会に山崎賢人らキャスト・監督総勢10名が集結!(C)麻生周一/集英社・2017映画「斉木楠雄のΨ難」製作委員会

福田雄一監督と人気俳優の山崎賢人がタッグを組んだギャグコメディ映画「斉木楠雄のΨ難」(10月21日公開)のピンクカーペット&完成披露試写会が行われ、福田監督と主演の山崎、共演の橋本環奈新井浩文吉沢亮笠原秀幸賀来賢人ムロツヨシ佐藤二朗内田有紀が出席した。

「斉木楠雄のΨ難」は、麻生周一氏による同名ギャグコミックが原作。生まれながらにとんでもない超能力を持ちながら平穏に暮らすことを願う高校生・斉木楠雄(山崎)が、周囲のワケありキャラたちが巻き起こすすったもんだに巻き込まれ、地球滅亡の危機に立ち向かうハメになる…というスケールの大きいコメディだ。山崎は、今回がコメディ初出演。だが、コメディの奇才・福田氏自身が「主演はどうしても山崎賢人で!」と熱望したというだけあって、コメディのセンスはピカイチ。山崎はみごと、かすかな目の動きだけで“立っているだけで面白い斉木楠雄”を作りあげた。

この日、舞台挨拶に登壇した福田監督は、「(山崎は)コメディアンとして向いているところがある。これから何度もご一緒したい」とそのコメディセンスに太鼓判。山崎も、「共演者の方々のボケに対して笑いをこらえるのが大変で、結構笑ってしまいました」と、共演陣とともに笑いを追求した撮影期間を振り返った。

橋本環奈演じる美少女・照橋心美は、自分のことを宇宙イチ可愛いと思っている妄想全開キャラ。福田監督から「カンカンは自分のことどう思っているの?」と直球で訪ねられた橋本は、「私なんてそんな全然」とあくまでにこやかに質問をシャットアウト。元暴走族の総長・窪谷須亜蓮役の賀来賢人は、名前が山崎と同じことから今回、期間限定で“賀来ポン太”に改名すると宣言。「カクポンと親しみを込めて呼んで」と客席に呼び掛けた。アゴが割れた“ケツアゴ”がトレードマークの燃堂力を演じた新井浩文は「ケツアゴは自前で移植した」、興奮するとお尻を出してしまう灰呂杵志役の笠原秀幸は「自分のチャームポイントのきれいなお尻を出せてよかった」、キャラ設定は“完全アドリブ”の校長先生・神田品助役の佐藤二朗は「2時間かけて現場に行き、撮影は6分。もはや仕事ではなく、橋本環奈を見に行っただけ」など、コメディを全力で演じ切った個性的な共演陣が、まだ演じ足りないといった面持ちでそれぞれ暴走トークを展開した。

最後に山崎が「悪い人が一人も出てこないハッピーで楽しい映画。観たら幸せになると思う。楽しんで」と客席に呼びかけると、福田監督も「日本ではギャグ映画があまりヒットしない現状があるけれど、こういった作品がヒットすると我々の生きていく道ができる」と同調。「そうするとパート2ができたりするので、ぜひヒットさせたい」と本音を語っていた。

※山崎賢人の「崎」は正しくは「立さき」