中川大志、憧れの白衣姿に「テンション上がりました」

2017/10/11 07:00 配信

ドラマ インタビュー

「科捜研の女」で民間の研究員・江藤壱を演じる中川大志


――「科捜研の女」は長寿シリーズですし、ゲストとして参加するのは苦労されましたか?

とにかく本当に長い歴史がある作品で、スタッフの皆さんもキャストの皆さんも、現場の雰囲気が出来ている中、僕がゲストとして参加させていただいたので、かなり緊張感はありました。

皆さん、前のシーズンからずっと一緒にやっているチームなので、第1話の撮影が始まって間もないとは思えないくらい空気が出来上がっていたんです。僕も最初は緊張感あったんですけど、皆さん温かく迎えてくださいました。

――その中で、中川さんなりに意識して取り組んだこととかありますか?

とにかくかき乱そうと思っていました。今回外部から入ってきて、かなりアクの強いキャラクターでもあるので、皆さんそれぞれのキャラクターとか関係性が出来上がっている中で、一生懸命、生意気に皆さんの空気を壊していけたらいいなって。

――実際、それはうまくいきましたか?

とにかく、楽しかったですね(笑)、江藤というキャラクターは自分を持っているキャラクターだし、クセのある、とっつきにくい役なので、本当はちょっと和気あいあいと共演者の皆さんと話したかったんですけど、気まずくて(笑)。でも、芝居はすごく楽しくやらせていただきました。

――「白衣がうれしかった」と仰っていましたが、自分の白衣姿や、格好いい白衣を着て演技をされた感想は?

まず僕自身、今まで学生の役が多くて、仕事をしている年齢の役を頂くことがあまりなかったのですが、医者だったり、研究所員とか、そういう職業を演じるっていうのにちょっと憧れがあったので、今回科学捜査をするキャラクターということで、白衣を着られることがうれしかったです。

江藤は民間の人間なので、京都府警の科捜研の皆さんの白衣とは違うデザインの物を着ているんですね。それがまた、格好いいんですよね! すごくシュッとしていて、スマートで。正直、自分でも「あ、すごい似合っているな!」と思いましたね(笑)。

現場でも隙あらば鏡を見て「いいなぁ」と思いながら、写真を撮ってもらいました(笑)。なので、白衣を着て場に立つとすごく身が引き締まるというか。一瞬で江藤に入れる、いわゆるユニホームですね。スイッチが入る感じはしました。

――スタッフの方や共演者の方に、白衣姿を褒めてもらいましたか?

初めて白衣を着て出てくるシーンで、皆さんに「格好いい」って言っていただいて。僕のはシルエットが細いんですよね。風間(トオル)さんにも「いいなぁ、すごくそっち、格好いい」って言っていただいて、すごくうれしかったです。