般若、成海璃子、風間俊介出演ドラマ<MOGURA>の魅力を語る 般若の楽曲好きの成海「企画書を見て『般若じゃん』ぜったいやりたい」

2025/01/08 14:00 配信

ドラマ バラエティー

ABEMAオリジナルドラマドラマ「警視庁麻薬取締課 MOGURA」の合同取材を行った成海璃子、般若、風間俊介(写真左から)(C)AbemaTV,Inc.

ABEMAオリジナルドラマ「警視庁麻薬取締課 MOGURA」の1月9日(木)夜11:00からのABEMA SPECIALチャンネル、全6話の放送開始に先立ち、主演を務める般若と、同作に出演する成海璃子風間俊介による合同取材が行われた。

「警視庁麻薬取締課 MOGURA」は、鈴木おさむが放送作家、脚本家の引退前に企画・プロデュースした作品となり、ラッパーの漢 a.k.a.GAMIから3年前に聞いた衝撃の実話をもとに、ラップスキルのある警察官が、覚醒剤や麻薬などの違法薬物を摘発するためにラッパー集団に潜入捜査を行ったという実話を描く、ABEMAオリジナルのHIPHOPエンタメドラマとなっている。

主人公となる警察官の伊弉諾翔吉(イザナギショウキチ)を演じるのは、本作がドラマ初主演となる、日本を代表するラッパーのひとりの般若で、HIPHOP界で第一線を走り続けながら、俳優や声優としても活動するなどマルチな才能を発揮している。また、成海、吹越満吉村界人眞木蔵人、風間といった実力派の豪華俳優らがわきを固める。

さらに、日本のHIPHOPシーンを牽引するラッパーのJin Dogg、G-k.i.d、Red Eye、CYBER RUI、Mummy-Dらも出演する。

合同取材では


主人公の伊弉諾を演じる般若、同僚刑事の高橋舞子を演じる成海、薬物根絶を主張する焼川市の市長の安堂誠を演じる風間の3名が登壇した今回の合同取材で、本作がドラマ初主演となる般若は、「ドラマの主演をやるなんて思っていなかったですし、緊張もしましたね」とふり返り、ラッパーとして第一線を走り続けてきた身でありながら、ラップ未経験という役を演じることについて、「僕っぽくならないようにはがんばっていました。けっこう、むずかしかったです」と役どころのむずかしさを語る。

これに対して風間は、「それはそうでしょ!(笑) 般若くんがラップ未経験者の役を演じてるっていうのを、音楽シーンとかヒップホップをあまり知らない人に説明する時、イチローさんがちょっとあんまり野球がわかんないっていうような役をやってる、って言ったよ」と切り返し、笑いを誘う。

重ねて風間は、「もちろんHIPHOPファンの方々も楽しみにしてくださると思うのですが、その方々はもう一個、乗っかった別の楽しみ方があって。彼ら(ラッパー陣)が彼らじゃない状態でラップをしている、でも、本人に通ずるものがある……っていう。これはめちゃくちゃおもしろいと思うんですよ」とラッパーが役を演じることについてのおもしろさを客観的に語る。

実は、学生時代に般若の楽曲を聴きながら通学していたというほどHIPHOP好きの成海は、本作でのご本人との共演について「ドラマの企画書いただいた時に『え! 般若じゃん!』って。ぜったいにやりたい!ってなりました!」と語り、「ふたりでクラブに潜入しているシーンが初日だったのですが、すごく距離も近くて、とても緊張しました」と共演初日の心境を吐露する。

一方、般若は「成海璃子さん、このドラマの話を受けてくれるの!?って(笑)。いや、なんか申し訳ないですよ……。表でそれ言っちゃダメだよって。俺の音楽聴いてたっていうのは内密にしておいて、ぐらいの感覚です(笑)」と成海との共演に驚きつつも、恐縮した様子で会場は笑いが起きた。