年初に新撮SPドラマが放送されたことで再び注目を集める上野樹里主演ドラマ「監察医 朝顔」シリーズ。現在FOD・TVerで開催中の「#ドラ活 浸れ、超自分的ドラマ生活。」では、2019年7月期の“月9”枠で放送された最初のシーズンが順次無料公開中。その第10話から、朝顔役・上野の熱演が見る者の心を揺さぶる“命の講義”を振り返る。(以下、ネタバレがあります)
作・香川まさひと、画・木村直巳、監修・佐藤喜宣の人気コミックをドラマ化した同作は、朝顔が司法解剖を通して法医学者の立場から遺体の謎を解き明かしていく物語だ。
原作とは異なり、朝顔の母・里子(石田ひかり)は東日本大震災の津波で被災し行方不明のまま、という設定。2019年に第1シーズン、翌2020年に2クール連続で第2シーズンを放送したほか、2021年1月と2022年9月、そして今年1月に、スペシャルドラマが放送された。
現在、順次無料公開されているのはその第1シーズン。朝顔と、父でベテラン刑事の平(時任三郎)らがタッグを組んで、遺体の死因を特定していく。12日(日)まで無料配信中の第10話では、朝顔が大学の学生たちに司法解剖について講義を行うシーンが描かれている。
「座学はどうも苦手で…」という茶子(山口智子)に代わって、大学1年生を対象とした法医学の講義を受け持つことになった朝顔。聴講していた学生(戸塚純貴)の「解剖って拒否できないんですか?」の質問をきっかけに、司法解剖の意義について自分の言葉で語り始めた。
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