織田裕二が監査役「見たことのない役どころ」

2017/10/10 20:55 配信

ドラマ

“監査役”主人公の作品を初映像化!

2018年1月14日(日)よりWOWOWプライムで織田裕二が主演を務める「連続ドラマW 監査役 野崎修平」が放送されることが明らかとなった。原作・周良貨、漫画・能田茂による経済漫画「監査役野崎修平」 をドラマ化した作品だ。

織田が演じるのは、大手銀行に勤め、熱い正義感と人情と冷静な判断力を持つサラリーマンの理想を絵に描いたような男・野崎修平。

同期一のエリートと目されたが、ある事件の罪をかぶり左遷され三流支店の支店長をやっていたが、突然監査役に抜てきされる。自社内で行われている不正を目の当たりにし、企業体質を変えるため、役員を監査する「監査役」として孤軍奮闘しながら、“悪”を暴いていく。民間企業の監査役が主人公のドラマは本作が初となる。

織田がWOWOWオリジナルドラマに出演するのは、2014年放送の池井戸潤原作ドラマ「連続ドラマW 株価暴落」以来、本作で2度目。共演には本作で織田と初共演になる岸谷五朗古谷一行が決定している。

織田裕二コメント(監査・野崎修平役)


原作は約20年前の設定で、バブルが弾けた後の不良債権の話がベースになっています。僕が演じる野崎修平は誠実で正義感あふれる真面目なキャラクターで、演じるのはとても難しいと感じています。

監査役はこれまでのドラマでは見たことのない役どころです。コンプライアンスが重視される現在を先取りした原作だと感じており、やりがいがあります。20年前は今と比べて、良くも悪くも人間くささが色濃く出ている時代なので、その雰囲気を出せたらいいなと思っています。

岸谷五朗コメント(専務・武田真吾役)


社会の厳しさと誠実に生きることの難しさ、己へのジャッジメント。さまざまなテーマが混在するストーリーでとても魅力的な作品に出合えたと感謝しております。しかもWOWOWで作品創りができること、権野元監督の作品であることとても幸せです!

古谷一行コメント(頭取・京極雅彦役)


WOWOWの作品には数多く出演させていただいています。作品のクオリティーが高く、われわれの年齢層の大人たちが見ても興味を持てるテーマ、作品が豊富です。今回も銀行を舞台にしたスケールの大きなドラマです。表面は穏やかで柔和な頭取役の京極雅彦ですが、何を考えているのか分からない男。一筋縄ではいかない、やりがいのある役ですね。