10月13日(金)夜10時から金曜ドラマ「コウノドリ」(毎週金曜夜10:00-10:54TBS系※初回は15分拡大)がスタートする。原作は講談社「モーニング」で現在も人気連載中の鈴ノ木ユウが描く同名のヒューマン医療漫画で、 2015年10月期にTBS系でドラマ化され、今回はその続編となる。
先日行われた制作発表で綾野剛は「命についてのすべてのことを、この作品を通して皆さまに届けられたらと思っています。前作のときは、どちらかというとご家族や赤ちゃん、妊婦さん、いわゆる患者さんを描くことが多かったのですが、本作では患者さんはもちろん、生まれたその先ですね。
産科医と新生児科が協力したその先は、ご家族が生活していかなければなりません。そういった生活していく現実をきちんと描いていかなきゃいけないという思いもあります。
そこには大変なことがたくさんある分なおさらです。そして、医者のパーソナルな部分も描いていかなくてはいけない。お医者さんは神様ではありません。ただご家族に寄り添い、全うに向き合うことしかできませんが、この作品を通して1人でも多くの人に響いていただけると幸いです」と見どころを熱く語った。
2年のときを経て再結集したが、星野源は「全然2年開いた感じがしないんですよ。ロケ場所も一緒だし、スタッフさんも一緒だし。だから、本当に楽しい空間がタイムスリップしてすぐ訪れた感じがして」と笑顔。
しかし、一つだけ不満があるようで、「実はまだ小松(吉田羊)さんに“しのりん”と呼ばれていないんです。僕、“しのりん”という呼び方が好きなので、どこかで入れてください!」と関係者に懇願。
そんな星野に吉田は「違うの、しのりんがかたくなに笑わないんです、どのシーンも。だから、気軽に“しーのりん”って言えないの」と明かした。
第1話には、ゲストに佐々木蔵之介、志田未来、泉澤祐希らが登場。志田は耳の聞こえない妊婦・マナを、その夫を泉澤が演じる。
綾野は「志田未来さんと泉澤祐希くんという非常にお芝居の上手な2人がせりふという、役者にとっては非常に大切な武器をなくした状態でどういった表現をするんだろうと非常に楽しみだったんですけど、本当に驚かされましたし、本当に魅力的だなと思いましたね」と絶賛。
さらに、松岡茉優は「私は子役のときから憧れだった志田さんとワンシーンだけなんですけど、ご一緒することができて、本当に改めてすごい先輩、女優さんだなと思いました。年も近いので本当に頼もしくて、これからも追い掛けていきたい存在だなと思いました」と振り返る。
坂口健太郎も「僕もほろりとなりそうなときもありました」と告白した。
最後に綾野は「周産期医療って、やっぱり未来のある場所なんですよね。でも、周産期医療の状態を見ていると、非常に言葉では表現しきれない過酷さとか、医師不足だとかいろいろな問題を抱えています。それをこの作品を通して、しっかり向き合って、届けていきたいと思います」と締めくくった。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)