ニブンノゴ!宮地謙典とLLRの福田恵悟、フルーツポンチの村上健志の3人からなるユニット、「よしもとドラマ部」。その「よしもとドラマ部」の面々が発起人となり、7月末から開催された「よしもとドラマ部 in 生テレ 金の卵オーディション」が9/26に最終回を迎えた。
全国無料のBSテレビ局Dlife(ディーライフ・BS258ch)で10/27(金)に放送されるオリジナルドラマのヒロインを決めるべく行われた「金の卵オーディション」には、44名の女優の卵たちが参加。その中でもファイナリスト9名に選出され、9/26に開催された最終回・ファイナルステージで見事3位を獲得した新宿靖菜に、オーディションを終えた心境や自身の成長、所属するアイドルグループ・東京23区ガールズに対する想いを語ってもらった。
──2カ月にわたり開催された「金の卵オーディション」への参加、お疲れ様でした。新宿さんはサードステージでの最優秀女優賞獲得を経て、ファイナルステージへと挑戦することになりましたが、終わってみての率直な感想はいかがですか?
ファイナルステージの舞台はずっと緊張し通しで、それゆえにいろいろとミスをしてしまったのが残念です。でも終わったことで緊張の糸が解けたので、いまは「はぁぁぁぁぁ、解放されたー!」って感じです(笑)。とにかく肩の荷が下りました!
──ファイナルステージで開催された集団演技選手権の中で、新宿さんはセリフが少なく、その分 “間” や動作での表現が重要な役柄に挑戦されていました。ご自身の演技を振り返ってみて、特に注意して行った感情表現などはありましたか?
集団演技選手権では最後のグループで挑戦させていただきましたが、1番目と2番目のグループの方の演技を拝見した時、私と同じ役である“マル”がとても丁寧に作り込まれていて、これはヤバい!と感じました。私が準備してきた“マル”と、人物像がまるで違っていたんです。でも用意してきたものを精一杯出し切ろうと思いまして、セリフは少ない役ではあったんですけど、一人だけスコーンを食べているとか、コーヒーを飲んでいる設定を加えてみて、他のお二方とはまた違った自分なりの“マル”を演じ切ることが出来たんじゃないかなと思います。
──新宿さんはアイドルグループ・東京23区ガールズのメンバーとしても活動を行っていますが、今回得た経験の中でグループ活動に生かしたいものはありますか?
そうですね、私は女優さんを目指してはいるんですけど、今は東京23区ガールズのメンバーとしての活動も行っています。なので、今回のドラマ出演を通して、“東京23区ガールズ”という名前を少しでもいろんな人に知ってもらいたいなって思います。それからメンバーには「ドラマへの出演が決まったよー!」って、早く抱きつきに行きたいです(笑)。
──女優を目指す新宿さんにとって、今回のオーディションでの経験は自分の糧にさらになったと思います。オーディションを振り返ってみて、今回の経験を一言で表すとすればどんな言葉が思い浮かびますか?
“自信”です! 「金の卵オーディション」に参加した時、どうにかして爪痕を残したい!という気持ちはあったんですけど、やっぱり最初は自信が持てなくて…それでスペシャル番組の初回時にゴリラのものまねをやったんです。自分はおそらく勝ち残れないだろうって、自信の無さからそんな風に考えて、インパクトのあるゴリラのものまねで誤魔化していたんだと思います。でも今も自信はそんなに持てていないんですけど、その壁を越えてゴリラのものまねを封印して、ファンの皆さんに応援してもらううちに、少しずつ自信がついていきました。それから個人配信で得られるドリームポイントの数や、特別枠でスペシャル番組へ参加できたことも、自信につながりましたね。それでも一番影響を受けたのは、ファンの皆さんの力が大きいなって思います。
──「よしもとドラマ部」の皆さんからも、「ゴリラのものまねを封印してからすごく良くなった」と言われていましたね。
そうなんです! でもたまには、ゴリラを出していきたいなともやっぱり思うので、今回のドラマの中でこっそり出せる場所があればちょいちょいやっていこうかな、と(笑)。実際に出来るかどうかはわからないですけど、その部分も含めて楽しみにしていただけたらと思います。
──普段はグループの中で活動をされている新宿さんですが、オーディションを通して出会った女優の皆さんとはまた違った絆を得られたと思います。新宿さんにとって女優の皆さんとの出会いは、どのようなものになったでしょうか?
「金の卵オーディション」には女の子が44人も参加しているので、見てくださっていた皆さんからすると、楽屋での様子はどうなんだろうって思われる方もいるかもしれません。けれど険悪な雰囲気は全くなくて、皆さん本当に優しい方ばかりでしたので、和気あいあいとした中ずっとやらせていただくことが出来ました。それから今回ドラマのヒロインを演じられる東野瑞希さんとは、お話は出来ても、組み分けの関係で一緒に演技をする機会がなかったので、もしかしたらご一緒できるシーンがあるんじゃないかなって思うと、本当にうれしいです!
──最後にドラマ撮影に向けて、意気込みを教えてください。
映像作品への参加というと、私はこれまで専門学校の卒業制作などでしか関わったことがなくて、本格的なドラマ撮影の現場は今回が初めてとなります。ドラマがどうなっていくのか不安な部分もあるんですけど、今はそれ以上にドラマに出演できるワクワク感の方が大きいですね。すべてにおいて手を抜かず、全部全力でぶつかっていきたいと思います!
竹内巴里
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