『ドクターX』の“3タカシ”は実は仲良し!陣内孝則は遠藤憲一の面白さに嫉妬!?

2017/10/26 06:00 配信

ドラマ

米倉さんはますます美しくなってきて、芝居もつややかになって、本当にすてき


【写真を見る】米倉とは8年ぶりの共演となる陣内だが、ヒットシリーズの出演には怖さもあった!?(C)テレビ朝日


――あらためて、主演の米倉涼子さんの印象を教えてください。

「交渉人〜THE NEGOTIATOR〜」(2008年ほか、テレビ朝日系)以来、8年振りの共演なんですが、そのときとは違っていますね。彼女は舞台「CHICAGO」でロキシーを演じて、ブロードウェイでもやってきてますよね。

そして、この「ドクターX-」のヒットを重ねてきた自信みたいなものがあると思います。やはり、俳優は自信と経験が大事だと思うんですよ。そういった意味では、ふた回りくらい大きくなってるなっていう印象です。年を重ねるごとにますます美しくなってきているし、芝居もつややかになっているので、本当にすてきだなって思いますね。

――出演してみて感じた、「ドクターX―」の魅力は何ですか?

この番組がすごいなって思うところ…西部劇なんだよね! 音楽もそうだけど、医療ドラマと西部劇を合わせた映画「荒野の用心棒」(1964年、イタリア)みたいなもので、クリント・イーストウッドやジュリアーノ・ジェンマのように、突然街にやってきて、颯爽と去っていく…みたいなシーンで始まる西部劇のスタイルは踏襲していて。本当にテレビ朝日はうまいよね、そういうの。「必殺」シリーズもそうだったし、そういった意味でもこういう組み合わせは面白いと思う。

それに、ドラマが社会の縮図だったりするんだよね。「こういうタイプの人いるいる!」、「自分の会社にもこういう上司いる!」、「この大名行列あるある!」というように、見つけられると思います。そういうふうにいろんなことを取り込んでいて、そこも「ドクターX―」の魅力のひとつだと思います。

――もしご自分が病気になってしまったら、大門未知子先生にお願いしたいですか?

お願いしたいです! 大病したときはぜひ、やっていただけるものなら!

実は、名医として雑誌などで紹介されているお医者さんと友達なんですが、実際は一匹おおかみの名医なんて存在しないそうです。つまり、医者というのはチームでやるものだから、チームが出来上がっていないと名医とは言えないんじゃないかということでした。

ただ、その友達は「『ドクターX―』が大好きだ!」って言ってました。実際はありえないけど、この番組は大好きでいつもご夫婦でご覧になっているみたいです。全くありえないわけじゃないですからね、フリーランスの外科医とか麻酔科医って。そこにスーパースターがいてもおかしくないですよね。