――大門未知子の決めぜりふは「私、失敗しないので」ですが、陣内さんの「失敗しない」ことは?
猪又はキレキャラなので、3話で「私、キレませんので」と決めぜりふを言ってみたんですね。監督にも使ってくださいって、何度か言ってみたんですけど、全部バッサリ(編集で)切られちゃいました(笑)。「キレませんので」って言った僕が(笑)。
――今回の役どころでは、きれいな白髪を見せていただいてますが、それは地毛でしょうか?
これは、地毛なんです! 僕の場合、実は40代からかなり白かったんですね。白髪染めのCMをやっていたから黒くしていたんです。なかなか大変なんです、白髪が多いとこまめに染めていないと不自然に見えちゃうので。でも、来年還暦なので、もういいかなって。
――すてきな色ですよね、とても自然です! では、どのように年を重ねていきたいですか?
シャネルのデザイナーとかをしている、カール・ラガーフェルド。いつも銀髪で、サングラスをかけて、クロムハーツの革ジャンを着てるんです。かっこいいんだよね。こういう“ジジイ”になりたいなって思って、だったらもう白くしようかって思ったっていうのもあります。
後頭部の方は実はまだ黒いんですが、フェイスラインの髪が全部白いので、髪を立ち上げてラガーフェルドでいこうかなって。地毛だし、染めてないし、決してカツラでも植毛でもないですから!(笑) ナチュラルですよ。
――最後に、第3話の見どころと読者にメッセージをお願いします。
猪又という男の医者としての葛藤が、大きく描かれている話になっていますので、個人的にはそこを注目して見ていただきたいなと思っています。執刀シーンも初めて出てきますので、猪又の医者としての腕をしっかりとご覧ください!
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