11月25日(土)に公開を迎える人気恋愛コミックの実写映画「覆面系ノイズ」。本作で主演を務めるのは、どこかミステリアスな美貌が魅力の1997年生まれ、現在20歳の女優・中条あやみだ。
「壁ドン」や「顎クイ」など一世を風靡(ふうび)した胸キュンしぐさブームはひと段落したものの、相変わらず青春キラキラ系の漫画原作映画が人気を博している昨今。その作品を支えるのはキュンキュンさせる側のイケメン俳優だけでなく、“受け手”である若手女優たちのピュアでフレッシュな演技も大きい。
特にビジュアルだけでなく演技にも定評がある者が多いといわれているのが、中条をはじめ1997年生まれの「ハタチ女優」たち。既に主役級キャストがズラリと並び、今後さらなるブレークが期待される、1997年生まれの女優を厳選して紹介する。
まず、「覆面系ノイズ」で主演を務める中条は1997年2月4日生まれ。スラッとした抜群のプロポーションを誇り、雑誌「CanCam」の専属モデルや、話題のCM・ドラマ・映画など幅広く活躍し、同性からも圧倒的支持を獲得してきた。
「覆面系ノイズ」では、制作陣の熱烈ラブコールを得てヒロイン・有栖川仁乃(ニノ)役に大抜てきされた。
共演に志尊淳、小関裕太、磯村勇斗、杉野遥亮、真野恵里菜ら旬の若手俳優がそろった本作では、不器用でピュアな片思いに悩む高校生たちが、言葉では伝えられない気持ちを歌や音楽に乗せて届けようとする究極の“片恋”(かたこい)ストーリーが展開される。
中条は約半年間のボイストレーニングを積み、バンドのボーカルでもあるヒロインを熱演。劇中でもパワフルで透明感あふれる歌声を披露し、実際に「in NO hurry to shout;」(通称イノハリ)としてメジャーデビューも果たしている。
来年には主演作「3D彼女 リアルガール」も控えており、ますますの躍進が期待される。
続いて、1997年10月13日生まれの山本舞香。スカウトを経て芸能界デビューを果たし、ドラマ「南くんの恋人~my little lover」(2015年、フジほか)、映画「桜ノ雨」(2016年)への主演で注目を集める。
最新出演作は、天真らんまんなお嬢様・香琳(平祐奈)が、親が決めた結婚相手にして初恋相手・尚(中島健人)と“秘密の結婚生活”を送る12月23日(土・祝)公開のラブコメディー「未成年だけどコドモじゃない」。
本作で山本は、2人の結婚に波乱を巻き起こす尚の元カノ・松井沙綾役を存在感たっぷりに演じる。「嫁vs元カノ」の最強女子バトルで新境地を見せている。
今後の出演作には、オンライン動画配信サービス・Huluで10月31日(火)より配信されるシットコムドラマ「漫画みたいにいかない。」など。
そして、1997年3月15日生まれの黒島結菜。モデルとしてキャリアをスタートさせ、有名企業のCMやドラマ「時をかける少女」(2016年、日本テレビ系)、映画「サクラダリセット」(2017年)、現在もドラマ「アシガール」(NHK総合)の主演で話題に。
人気コミックの映画化となる、来年3月3日(土)公開「プリンシパル~恋する私はヒロインですか?~」では、ジャニーズWESTの小瀧望とW主演を果たす。
自分の居場所を亡くしたヒロインが、転校先の高校で“タイプが真逆のモテ男子”2人に出会う同作。女子たちの間で「2人はみんなのもの」というルールがある中、次第に彼らと距離が縮まり、思わず恋に落ちそうになるが…という、甘酸っぱい恋愛模様が描かれる。
等身大のヒロイン像に、人気も好感度もさらに高まること必至であり、主演作が続く実力派としても見逃せない。
さらに、昨年からことしにかけて放送された朝の連続テレビ小説「べっぴんさん」(NHK総合ほか)のヒロイン・芳根京子。「オーディションでは負け知らず」とまことしやかにささやかれるほど、演技力は同世代でも随一。
「表参道高校合唱部!」(2015年、TBS系)では、連ドラ初主演ながらいきなり存在感あふれる芝居を繰り広げ、「ザテレビジョンドラマアカデミー賞」で主演女優賞を獲得したのも記憶に新しい。
その他、映画や舞台・ドラマと幅広く活躍する小芝風花に、この夏は米林宏昌監督による全世界待望の最新作映画「メアリと魔女の花」で日本中を沸かせた杉咲花、ドラマに引っ張りだこの武田玲奈、萩原みのり、高月彩良なども1997年生まれの次世代女優だ。
まだまだ未知の可能性を秘めたハタチの女優たちは、今後どんな顔を見せてくれるのか。大輪の花を咲かせるその日まで、注目し続けたいところだ。
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