現在“帯ドラマ劇場”枠で好評放送中の「トットちゃん!」(毎週月~金曜昼0:30-0:50ほか、テレビ朝日系ほか)に、11月13日(月)からの第7週より登場する俳優・田野倉雄太にロングインタビューを行った。
「トットちゃん!」は、40年以上にわたって「徹子の部屋」(テレビ朝日系)の司会を務め、常にエンターテインメント界の第一線で活躍してきた黒柳徹子と、その家族の激動の昭和史を丁寧に描くドラマ。
田野倉は、松下奈緒扮(ふん)する黒柳朝(ちょう)の叔母・えつ(八木亜希子)に熱烈アプローチをする編集者・木島吉秋という役どころ。
今回、田野倉にドラマの見どころや、共演者の印象、さらには幅広い趣味について聞いた。前後編2回に分けて紹介する。
――PROFILEを拝見しまして、田野倉さんご趣味が多彩ですね。ギター、篠笛、一人旅って…!
いえいえ(笑)。まとまりがないんですよ。好きなものが渋滞していますね(笑)。
――ギターはいつごろからされているんですか?
高校のころから兄の影響でやっています。バンドも少しやったことはありましたが、同年代で音楽をやっている子たちが少なかったんですよ。それもあって、兄弟で一緒にやることが多かったですね。
兄がドラムをたたけるので、ギターをやりたくなったらスタジオに行ってちょっと弾くとか、そういうことはよくありました。
――音楽に慣れ親しんでいる家庭だったんですか?
そんな格好いいものじゃないです(笑)。でも、ずっと音楽は好きでしたよ。
――篠笛というのも珍しいですが、昔からされているんですか?
ギターより、篠笛の方がもっと長いんです。お祭りでは“お囃子”というのがあるんですけど、地元で伝統芸能を継承する保存会に小学1年生から参加してきました。僕の地元はお祭りが盛んなところで、その影響で篠笛をやり始めました。
――今でもやっていらっしゃるんですか?
はい。今でもやっています。毎年1回、9月にお祭りがあるんですけど、近くなると血が騒ぐというか、やりたくなりますね(笑)。ことしももちろん参加しました。ちょうど「トットちゃん!」の撮影をしていた時期でしたが、撮影中も血が騒いで騒いで(笑)。
――ちなみに一人旅というのは、“バックパッカー”のようなことをされていたんですか?
そうですね。一番長くて2013年に2カ月くらい行っていました。
――そのときはお仕事をされていなかったんですか?
それがちょうど仕事を辞めて、これから俳優として頑張っていこうというときだったんですよ。俳優の仕事をする前にちょっと行ってみようと思って。
ヨーロッパをメインでまわろうと思っていたんですけど、最初にタイとカンボジアに行って、その後ドイツ、フランス、オランダ、イタリア、チェコ…と、そこらへんをグルッとまわりました。
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