「コウノドリ」坂口健太郎、下屋との関係に発展は「いやいや、ないでしょう(笑)。でも…」

2017/12/01 09:00 配信

ドラマ

撮影●諸井純二


下屋が一瞬、白川のことを好きになる場面も!?


―第6話では妊婦が死亡し、ショックを受けた下屋(松岡茉優)が救命科に転科しました。白川にも同じような転機が訪れるのでしょうか。

この2人は、どちらが先に転機を迎えてもおかしくなかったんだと思います。同期として本音を吐露できる間柄で、同じ周産期母子医療センターにいたので、相手がどんなミスをしてどんな状態なのかを理解できる。だから、下屋が救命科という新天地で頑張っている姿を見て、白川が感化されたところもあるのかも。白川と下屋は相手の成長を見て、「こっちも頑張んなきゃ」という気持ちになり、高め合っていく関係なんでしょうね。

―白川と下屋の絆はますます強くなっているように見えます。最終回までに、2人の関係が恋愛に発展する可能性はありますか?

いやいや、ないでしょう(笑)。でも、第8話で、ある決断をした白川が下屋と屋上で話すシーンを撮ったとき、土井裕泰ディレクターが「最後、白川を見ている下屋は、白川のこと好きだったね」と言ったんです。下屋がそんな表情をしていたらしいんですが、演じる松岡さんは「してない、してない」って慌てて否定していました。

撮影●諸井純二


大好きな大森南朋さんからTシャツをもらった


―新生児科のドクターコンビである今橋との関係も気になります。また、今橋役の大森南朋さんとはどんな関係ですか?

一度、僕と南朋さん、宮沢氷魚くんの3人で飲みに行って、ドラマの話をしました。白川も医師としてひとり立ちし、今橋としてはどう距離を取るか、どこまで白川に声をかけていいか。南朋さんは考えてらっしゃるみたいでした。今橋先生はもう悟りを開いているかのような、人間のできたお医者さんですよね。でも、自分の家庭ではいろいろあって、このドラマは、患者からすれば完璧に見える医師たちの裏側も描いていると思います。役柄を離れても、僕は優しい南朋さんが大好き。先日は特製の“大森南朋シャツ”をもらったんです。白のTシャツに南朋さん顔の絵が描いてあるんですが、うれしくて取材にも着ていきました(笑)。

―新生児科のキャスト3人は仲良しなんですね。他のキャストの皆さんとはどうですか?

シーズン1のとき、僕は連続ドラマ初レギュラーで、撮影方法などに戸惑うことが多かった。それで口数も少なかったんですが、シーズン2では余裕ができた分、割と皆さんと話していますね。つい最近、久しぶりに新井先生役の山口紗弥加さんと一緒になったら、「坂口くんってそんなにしゃべる子だった?」と意外に思われたみたいで、思いっきりいじられてしまいました。そして、現場を引っ張っているのは、やっぱりサクラ先生役の綾野剛さん。緊急帝王切開などの緊迫したシーンでは、カメラが回っていない段階から、僕たちを奮い立たせて、気持ちをピリっとさせてくれます。