2018年1月7日(日)スタートの大河ドラマ「西郷どん」(NHK総合ほか)の第一話完成試写会が行われ、西郷隆盛(吉之助)を演じる鈴木亮平と、隆盛の子供時代である小吉を演じる渡邉蒼が登壇した。
同作は、徳川幕府を転覆させ明治維新を成し遂げた武士の一人・西郷隆盛の生涯を“笑いと愛と波乱”という視点から描いていく。第一話では、そんな西郷の少年時代のエピソードがつづられる。
天保11(1840)年、薩摩の国で後の隆盛(鈴木)である小吉(渡邉)は、町内の仲間たちと学問や剣術を切磋琢磨する日々を過ごしていた。そんなある日、「妙円寺詣り」という藩最大の行事で、小吉たちは一番乗りで寺に到着し、褒美をもらう。
そしてそこで薩摩藩の世継ぎである島津斉彬(渡辺謙)と運命的な出会いをし、強い憧れを抱くように。いつか斉彬のお役に立ち、そばで仕えることを夢みる小吉だったが、恨みを持たれていた町の少年に刀で肩を切られ、二度と刀を振れなくなってしまう。
第一話を撮り終え、第二話以降の鈴木へと西郷を引き継ぐ渡邉は「僕の演じた小吉は、有名な西郷さんの“強そう”というイメージとは違って、“恐がり”なところとかもあったんです。鈴木さんには、強くて優しい西郷さんの姿を演じていただけたら…」と、はにかんだ笑顔を見せながらエールを送った。
一方、それを受けた鈴木は「精神的に強い人間には後々なってはいくんですけど、強い西郷が出てくるのはちょっと先かな。前半の吉之助というのは、やはり全然強い人間ではなくて、むしろ弱くてもろくて。
でも、(渡邉)蒼君が演じた小吉のように正義感だったりとか、弱い者の目線に立って行動するというところは似ているかなと思うので、強い西郷を目指してがんばります!」と、力強く返した。
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