女優の桜庭ななみが、12月14日(現地時間)、「第2回マカオ国際映画祭」のクロージングセレモニーに特別ゲストとして招待され、鮮やかなブルーのロングドレスでレッドカーペットに登場。日本が誇る“アジアンビューティー”の姿を見せつけた。
11月に、北京と台湾で行われた香港・中国合作映画「マンハント」のプレミアにも参加した桜庭。桜庭といえば、日本語、韓国語、北京語の3カ国語で演じることができる女優として、中国、香港、台湾ではすさまじい人気を誇る。
2年前から、忙しいスケジュールの合間を縫って上海・台湾に何度も留学し、北京語を学んだという桜庭。2016年には台湾のドラマ「戀愛沙塵暴」で世界デビュー。全編北京語で演じている。
それもあり、今回のマカオ国際映画祭でも現地マスコミからの質疑応答やインタビューでも、通訳を介さず流ちょうな北京語で応え、「彼女こそアジアを代表する女優になることは確実」と称賛を浴びている。
その語学力を買われ、マカオ国際映画祭の主催者が俳優としては初めて2年連続で桜庭を招待。多くの映画関係者が一堂に介し、アジア各地からやってきた俳優・女優とも交流を深めた。
レッドカーペットでの撮影では、フラッシュがやまず、なかなかその場を去ることできずにいるなど、アジアでの注目度の高さを示した。
それに対し、桜庭は「海外の映画祭で『あなたの映画を見ました』と言われたことが初めてだったので。インドやタイの方たちからも、そう言っていただいたことに感激しました」と喜びを語った。
桜庭が出演する「マンハント」は、ハリウッドでも活躍する世界的巨匠ジョン・ウーが監督し、チャン・ハンユー、福山雅治がW主演を務めた話題作。日本では、2018年2月9日(金)の公開を予定している。
中国では、公開第1週から大ヒットとなったこの話題作は、名優・高倉健が主演を務めた「君よ憤怒の河を渉れ」の再映画化となる。
桜庭は、福山演じる矢村刑事の部下で、新人刑事・百田里香を演じている。
韓国の監督や俳優とは、韓国語で会話し、中国の俳優や監督、映画関係者、スタッフとは北京語で会話する桜庭。すでに中国映画界からオファーが相次いでおり、ラブコールが止まない状態となっている。
なお、もちろん桜庭は日本国内でも注目を浴びる女優であり、2018年1月7日(日)スタートの大河ドラマ「西郷どん」(NHK総合ほか)に出演。大河ドラマ初出演となる桜庭は、西郷家の長女で吉之助(後の隆盛)を慕い、支える妹の西郷糸を演じるという、大役を担う。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)