「民衆の敵」最終回で智子は“民衆の味方”になれるのか?

2017/12/25 07:00 配信

ドラマ

篠原涼子主演の“月9”ドラマ「民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?~」がついに最終回(C)フジテレビ

12月25日(月)、篠原涼子主演の“月9”ドラマ「民衆の敵~世の中、おかしくないですか!?~」(夜9:00-10:09フジテレビ系)が最終回を迎える。

議会のドン・犬崎(古田新太)は、智子(篠原)の市長というポジションを盾に、自身が推進する「ニューポート建設」を強引に進め、それによって生まれる市民の反感を全て智子に向かわせた。

しかし、今まで犬崎に操られていたと気づいた智子は、犬崎に対してクーデターを起こし、犬崎との徹底抗戦が繰り広げられてきた。

そして、12月18日放送の第9話では、「ニューポート建設」を推進する犬崎派と反対派の智子との対立が続く中、犬崎は前田(大澄賢也)を使い、ニューポートに隣接する地区に遊園地を作る計画を発表、市民の人気を勝ち取り、智子を市長の座から引きずり降ろそうとする。

最終回では、智子に追い打ちをかけるように身に覚えのない不正献金疑惑が浮上、それにより智子の人気は急落する。

ついには「民衆の敵」というレッテルまで貼られることに…。和美(石田ゆり子)は前の市長、河原田晶子(余貴美子)を追いやったのも今回の件も、あおば市に奇妙な風が吹いているからだと智子に告げた。

そして、和美はニューポートを作りたがっているのは犬崎ではなく、藤堂家ではないかとの疑いを持つ。しかし、智子は誠(高橋一生)は味方だと信じていた。

そんなある日、和美が誠に呼び出される。誠は犬崎会派、政務活動費の領収書コピーを大量に持ってきていた。不正流用の証拠として犬崎を告発することで、富田(渡辺いっけい)の証言を引き出したいという誠。和美は領収書の裏取りに動き出す。

一方、智子も富田に電話をし続けるのだが一向に通じない。その頃、富田は犬崎の事務所にいた。犬崎は智子のリコールに必要な署名の不足分を問う。若宮(若旦那)が答えると、犬崎は不足分を金で解決しろと命令する。

次の日、智子のもとに富田の姿が。智子が証言を依頼すると自分には何の得もないと富田。富田は子供の教育のために金が必要だと訴える。そして富田は、自分を責める前にこんな世の中を責めてくれと言い放つ。

智子のリコール署名が規定人数に達し、住民投票の日程が決まった。井上(菅原大吉)とニューポート建設予定地を歩いていた智子は、あるものに目が留まる。

果たして、「目の前の人から幸せに」をモットーにしてきた智子は、自分の目指す政治を全うし、“民衆の味方”になれるのか?