12月31日(日)にNHK総合で生放送される「第68回NHK紅白歌合戦」のリハーサル(1日目)が会場となる東京・渋谷のNHKホールで12月29日に行われ、紅組のトリを務める石川さゆりが登場した。
ことしが40回目の“紅白”出場となる石川は、初出場と同じ楽曲「津軽海峡・冬景色」を披露。葛飾北斎が描いた浮世絵「富嶽三十六景」の映像を背景に、堂々とした歌声で会場を圧倒した。序盤はピアノと石川の歌声が静かながら力強く会場に響き渡る。その後、舞台がせり上がると共に、背景の葛飾北斎の絵が高揚感をあおるように動き出す。
まさに、“日本の美”を感じさせるステージになった。
会見後の写真撮影ではピースサインを決めるお茶目な一面も見せた石川。
囲み取材では、紅白で何度も披露したことのある「津軽海峡・冬景色」について言及し、「阿久悠先生が亡くなって今年で10年なんです。また阿久先生と三木たかし先生に書いていただいたこの曲が、日本のポピュラーな歌になったという気がして。そんな歌を歌えることはなんて幸せだろうと思います」と語った。
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