田中麗奈と台湾で活躍するワン・ポーチエがダブル主演を務める日本×台湾の合作映画「おもてなし」が、2018年3月3日(土)より有楽町スバル座ほか全国で順次公開することが決まった。
共演は、老舗旅館「明月館」を切り盛りしている美津子役に余貴美子、旅館再建に向けキーパーソンとなるチャールズ役にヤン・リエ、「おもてなし」の精神を教える木村先生役に木村多江。
ほか、韓国をはじめアジアで活躍している藤井美菜や青木崇高が脇を固め、さらには銀幕女優・香川京子も出演する。
また、CM・ドラマへの楽曲提供や映画の音楽提供など幅広く活躍するマルチプレーヤー・大橋好規が劇中音楽を手がけ、ヒューマンドラマにより深みをもたせている。
監督は、アメリカ育ちの台湾出身監督ジェイ・チャン。オリジナル脚本も砂田麻美と共に担当している。
琵琶湖畔にある老舗旅館「明月館」が実家の梨花(田中麗奈)は、5年前に父親を亡くし、旅館を一人で切り盛りし続けている母・美津子(余貴美子)を支えるため、仕事を辞めて実家に戻ってくる。
経営不振の中、美津子の大学時代の恋人であり台湾実業家のチャールズ(ヤン・リエ)が旅館を買収して、息子・ジャッキー(ワン・ポーチエ)を再建のために送り込んだ。
しかし、「おもてなし」の心を持っていないジャッキーに対して梨花は反発し衝突する。そんなジャッキーには、来日への密かな目的があった。それは、かつての恋人・尚子(藤井美菜)とやり直すこと。
尚子に婚約者がいることを知ったジャッキーは諦めきれない思いを抱えながらも、尚子の結婚式を開けるように「明月館」を改装して、最後のプレゼントをしようと思いつく。同じく梨花も、不倫していたかつての上司に別れを告げ、人生の再スタートをはかろうとしていた。
「おもてなし教室」を主催している木村先生(木村多江)との講義を経て、“日本のおもてなしの心”を学び始めたジャッキーだったが、ビジネスパートナーの黄が「明月館」を売却する手続きをしていることが発覚する。そんな中、ガンのために余命宣告を受けていたチャールズが倒れ…。
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