女性を手玉にとるホスト・旺太郎(山崎賢人)がキスで殺され、7日前に戻る“タイムリープ”を繰り返す異色ラブサスペンス「トドメの接吻」(日本テレビ系)。14日放送の第2話では、旺太郎に殺人未遂容疑がかかるなど物語が加速していく。
そんな本作で連ドラ初主演を務める山崎賢人に、改めて見どころを聞いた。
「意外過ぎます(笑)。ずっと意外。ずっと意外。ずっと意外です、ホント」。台本の第一印象をそんな風に語る山崎。第1話(7日放送)の序盤ではキス女(門脇麦)に怯えるだけだった旺太郎だが、徐々にタイムリープの感覚に慣れ、それを利用し始めているフシも…。この点について、山崎は「旺太郎は金のためならどんな手でも使う、そのためにはホストっていう職業がいちばんてっとり早いと思ってやっている男です。こんな男に“過去に戻る現象”が味方についてしまったらどうなる?ってことですよね」と意味深にニヤリ。
「死ぬ、ということはかなり恐れなければいけない出来事です。けれど旺太郎は、キスされて死に、7日前に戻れるということを知ってからは、まるでひとつの道具のように扱っています。そして、最初は“キス女”のことをあんなに怖がっていた旺太郎が、人間の口にキスするわけですから、どういう感情が芽生えていくのかっていうところも面白いところなのかな…」と、サイコチックに描かれる“キス女”との新たな展開もほのめかす。
23歳にして初のホスト役だが、女性を手玉にとるキャラクターもすっかり板についてきた。
「旺太郎は“チャラいホスト”という感じではなく、大人な、落ち着いて話を聞いてくれるようなキャラクターになっています。実際、ホストって落ち着いて話を聞いてくれる人が人気あるみたいなんですよ。旺太郎が働く『ナルキッソス』のメンバーもけっこうみんなグイグイくる感じなんですけど、僕は『どうしたの?』って話を聞いてくれるナンバーワンをやろうとしています。そして裏では女性を“年収何億”とか、お金としか見てない。そのギャップというか二面性、“クズ”っぷりを見ていただきたいなと思います」
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