木村拓哉主演ドラマ「BG~身辺警護人~」の気になる秘密を監修・古谷謙一氏が徹底解説!

2018/02/15 06:00 配信

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「BG~身辺警護人~」で警護・SP監修を担当する古谷謙一氏がボディーガードの裏側を明かしてくれた(C)テレビ朝日

民間ボディーガードたちの活躍と葛藤を描く木村拓哉主演ドラマ「BG~身辺警護人~」(毎週木曜夜9:00-9:54テレビ朝日系)。本格的なアクションが話題の本作で、警護・SP監修を務めている古谷謙一氏に民間ボディーガードや、同ドラマに関する疑問について、教えてもらった。

「誤差なし」には『ここから』という切り替えの意味も


――任務がスタートする際の「誤差なし」と確認し合うシーンが印象的ですが、これにはどのような意味があるのでしょうか?

警護対象者のスケジュールが分単位や秒単位になり、無線等で情報を共有する場合、それぞれ自分の時計で確認しますよね。同じ時間で行動するために、誤差がないかの確認です。連絡なく1分、30秒スケジュールと違うだけでも、異変が起きている可能性がありますので。それに、『ここから』という切り替えの意味もあると思います。

――民間への依頼も増加傾向にあるのでしょうか?

はい。それだけ治安が悪化しているということでもあるので、非常に複雑ではありますが。そういった治安情勢もあり、私たちのような民間ボディーガードという業種があり、警護の依頼が発生している状況なんだと思います。