劇場版38作目となる、3月3日(土)公開の「映画ドラえもん のび太の宝島」に、女優の長澤まさみがゲスト声優として参加することが発表された。
2年連続興収40億円超えを果たし、春休み一番のファミリー映画として金字塔を打ち立て続けている「映画ドラえもん」。
本作は、夢とロマンあふれる大海原を舞台に、太平洋上に突如現れた謎の島に隠された宝を巡って大冒険を繰り広げる物語だ。
既にゲスト声優として大泉洋が、のび太たちを襲う海賊船の船長キャプテン・シルバーを演じ、さらに星野源が主題歌と挿入歌を手掛けることでも話題を集めている。
また“ドラえもん知識王”の称号を持つサバンナ・高橋茂雄が、海賊の一味トマト役で映画ドラえもん史上初となる2年連続ゲスト声優出演を果たす。
そしてこのたび、声優としても数々のヒット作に出演する長澤が、ゲスト声優として出演することが明らかになった。
長澤は、今さら特筆すべき必要はないほど女優としてのキャリアは豊富だが、声優としても評価が高く、スタジオジブリ「コクリコ坂から」(2011年)や「妖怪ウォッチ エンマ大王と5つの物語だニャン!」(2015年)、「君の名は。」(2016年)、ディズニー作品「SING/シング」(2017年)など、数多くの話題作に出演し、記憶にも記録にも残る大ヒットの一端を担ってきた。
そんな長澤は、小さい頃から「ドラえもん」の大ファンなんだとか。「子どもの頃からドラえもんが大好きで、祖母に買ってもらったひみつ道具の図鑑を毎日のように読み、まるで自分がドラえもんになったかのような気持ちで持ち歩いていました!」という長澤が、ついに「映画ドラえもん」に初参戦を果たす。
情報解禁に合わせて行われた取材では、ドラえもん&のび太と初対面した瞬間「かわいい~!!」と駆け寄り、撮影では今作に出てくる合言葉「アイアイサー!」の掛け声のもと、のび太と一緒に息の合った敬礼ポーズを披露したほど。
長澤は「映画では『のび太と雲の王国』(1992年)が好きで、のび太くんたちと一緒にお城を作る手伝いをしたい!と思いながら見ていました。そんな風にずっと慣れ親しんできたドラえもんの世界に、まさか自分が参加できるとは思ってもいなかったので、本当に光栄です」と、起用された喜びを語った。
今回、長澤が演じるのは、のび太たちと対峙(たいじ)する海賊船の船長キャプテン・シルバー(CV:大泉)の妻・フィオナ役で、2人の子どもを持つ母親だ。
病弱ながらも、優しくたくましい女性・フィオナは、今作では物語の鍵を握る大切な役どころ。近年は「大人も泣ける」と評判を得ることが多い「映画ドラえもん」だが、今作では長澤の声に、子どもも大人も涙してしまうかも?
あらためて、長澤は「ことしの『のび太の宝島』は、子どもが楽しめるのはもちろん、大人が見てもはっと気付かされるような物語で、楽しくも考えさせられる、今までにない新しい映画ドラえもんになっているように思います。世代を問わず楽しんでもらえたらうれしいです!」とアピール。
また、「ドラえもん」作品の魅力については「ドラえもんは、とにかくいつでも1番の味方でいてくれるところ。のび太くんは、放っておけないところが好きです(笑)」と明かしてくれた。
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