警視庁捜査一課の遊軍刑事・横道逸郎(高田純次)は一見、昼あんどんだが、事情を聴き出すトーク術に長けた、一癖も二癖もある男。
ある日、「逃亡中の殺人犯が現れる」という密告があり、奥沢千夏(岡本玲)、吉岡真一(林泰文)ら所轄の刑事たちがとあるオークション会場を張り込んでいたところ、会場の地下駐車場でIT企業社長・片桐慎也(冨家規政)が刺殺される事件が起きる。容疑者はなんと、オークション会場にいた99人。
その緊急事態に、所轄署の刑事課長・天間史郎(伊武雅刀)は、“取り調べのプロ”として名高い横道を呼ぶことに。
片桐は死の直前、画廊経営者・八木沼誠治(九十九一)や大衆食堂の店主・三井可南子(清水美沙)とブロンズの女神像を競り合い、1000万円で落札していた。
片桐は、その女神像がかなりの安物であることも分かっていたらしい。しかも、その女神像は現場から消えていた。
横道は言葉巧みに関係者に接近し、女神像に秘められた謎に迫っていく。やがて、事件の背後に10年前の強盗殺人が関わっている可能性が浮上する。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)