広瀬すず主演「anone」プロデューサーを直撃！　結末のカギは3つの“恋”

実力派女優陣が衣装にこだわったポイントは？

――話はガラッと変わりますが、亜乃音とるい子の着ている衣装がかわいらしい印象を受けるのですが、意識していることはありますか？

一見こだわりがないように見えて、こだわりの深い役者さんなんですよね。

ただ、普通の連続ドラマと違うのは、あの人たちは「おしゃれに見えるもの」は着たがらないんですよ。

「いかにリアリティーを持って中年女性を演じるか」ということに徹しているので、「キレイに見える」ことではなく、生活感があったりだとか、一般にいる女性がどういう格好をしているかにこだわりを持っています。

だから、このドラマの出演者の着ている洋服の数って非常に少ないと思います。ハリカにいたっては、セーター3枚ですからね。

キーパーソンは清水尋也＆火野正平！　その理由は…

――予測不可能なラストに向かって行く上で、キーパーソンを挙げるとすれば、誰ですか？

(物語に欠かせない要素に)ハリカの恋話もあるので、彦星の存在は大きいでしょうね。

あとは、万平ですかね。前半はちょっと楽してますから、しっかり働いてもらおうと思います(笑)。

とうとう警察がニセ札の捜査を開始！　ハリカたちの幸せな時間は続く…!?

＜第9話あらすじ＞ニセ札作りの現場を見てしまった万平の首を絞める理市を、ハリカ、亜乃音、るい子、舵は、慌てて止める。

理市に不信感を抱きつつも、作ったニセ札は外には漏れていないことから、万平は渋々この一件を表立てないことにする。

一方、ATMで理市が試して返却されなかったニセ札が元で、警察の捜査が開始される。理市の妻・結季は、ニュースに流れる防犯カメラに映った男が夫だと確信していた。

そんな中、ハリカは彦星(清水尋也)から「会いたい」と言われる。亜乃音にプレゼントされたワンピースを着てデートすることを楽しみにするが…。