──中国ロケはいかがでしたか?
まぁ…、撮影に使用した馬車の馬が調教されなくて(笑)。馬車が定位置に止まらない、ということがありましたね。なんで撮影所の馬なのに止まらないんだろうって…(笑)。
カメラで構えているんですけど、馬車が止まらないでどっか行っちゃうんです。そういうラフなところ、結構ありましたね(笑)。
──言語の壁は感じましたか?
実は、言葉にかなり時間が掛かっているんです。ほとんど“日中合作”に近い状態ですよね。
現地のスタッフさんと現地の助監督さんが動かしてくださるんですけど、僕らの演出意図を伝えるのも大変で。
ちょっとした“頷く”っていう動作だけでも、「軽く頷く」が、中国人に伝わると「大きく頷く」になっていたりとか。どんどん日は暮れてくるし、そういうスリリングさは常にありましたね。
──丸山は英語が堪能だという設定ですが…。
特訓特訓の毎日でしたね。一番プレッシャーだったのは、投獄された時の「英語が上手すぎるから、俺たち投獄されちゃったんだよ!」っていうせりふで。「上手過ぎるんですかこの人! どうしよう!」っていう(笑)。
とにかくアメリカンイングリッシュを勉強させてもらって、なんとかこぎつけたって感じですね。
──中国語については、いかがでしたか?
中国語はね、下手でいいらしいんで(笑)。あんな感じで許してください(笑)。
逆に、「下手に発音するのはどうやるんだ」って、先生に聞きました。
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