アラサー女子の支持集めるか！吉高由里子×阿川佐和子“等身大”お仕事ドラマ「正義のセ」

春といえば卒業、そして進学、就職など“新生活”が始まるタイミング。この時期、元気をもらえるドラマが「正義のセ」（4月11日スタート、毎週水曜夜10:00－11:00日本テレビ系※初回10分拡大）だ。ドラマ好きならずともチェックしたい本作の見どころを、4人のドラマウォッチャーに語ってもらった。

「正義のセ」の原作は、2年目の新米女性検事が、仕事に恋に奮闘する姿を描く阿川佐和子の同名小説シリーズ。主演は、連続テレビ小説「花子とアン」（2014年NHK総合ほか）でヒロインを演じるなど国民的女優のひとり、吉高由里子が務める。

主人公の竹村凜々子（吉高）は、下町の豆腐店の長女で横浜地方検察庁港南支部に所属する検事。いつも元気いっぱいで、曲がったことが大嫌い。思い込んだらまっしぐらな性格で、周囲とぶつかることもしばしば、というキャラクターだ。

11日スタートの第1話は、大阪支部から異動して早々、凜々子は検察事務官の相原（安田顕）と膨大な事件に対処する。そんな中、凜々子はある傷害事件を担当し…という展開。

「中だるみがちな水曜にうれしいドラマ」

元気いっぱい、前向きな主人公が仕事の壁にぶつかりながらも成長していく王道ストーリーに、メディアジャーナリストの長谷川朋子氏は、「春の時期には欠かせない痛快お仕事ドラマ。阿川が原作、主役はアラサー女子から支持を集める吉高という2大ブランドの安定感。『あしたから頑張ろう』と思える作品は中だるみがちな水曜に見られてうれしい」と期待を寄せる。