アラサー女子の支持集めるか!吉高由里子×阿川佐和子“等身大”お仕事ドラマ「正義のセ」
吉高はドラマ「東京タラレバ娘」(2017年日本テレビ系)でも、恋に仕事に右往左往する駆け出しシナリオライターを好演。アラサー女子を中心に、幅広い層から共感を集めた。そんな吉高に、テレビ・ドラマ評論家でコラムニストの木村隆志氏は「仕事と恋に揺れる等身大のアラサーをどう演じるのか」と吉高自身の魅力にも注目する。
「共演陣の安心感がすごい!」
脇を固める共演陣も強力だ。ドラマ好き芸人・こじらせハスキーの橋爪ヨウコ氏は、「主演は『東京タラレバ娘』以来約一年ぶりの吉高由里子さん。そして、共演も生瀬勝久さんや安田顕さんや塚地武雅さんなど個性豊かなキャラクターばかりなので安心感がすごい!」と、個性派で固めた布陣に納得のコメント。
中でも注目はTEAM NACSの安田顕。「下町ロケット」(2015年TBS系)では、実直で“三度の飯より実験が好き”という技術開発部長・山崎光彦を演じて注目を集めた。「正義のセ」では、凛々子を支える検察事務官として新たな魅力を見せてくれそうだ。感情の赴くままに行動する凜々子に、小言が止まらない相原。二人の軽妙なやりとりも見どころだ。
ドラマに詳しいライターの小田慶子氏は、「朝ドラヒロイン×1話完結のお仕事ドラマの方程式は、『花咲舞が黙ってない』(2014年日本テレビ系)と同じでヒットの予感。どんなキャラでもうなるほどうまい安田顕が“姫のお付き”的な役を演じる点に期待」と分析する。
フレッシュな気分で迎えたい春にぴったりのハツラツお仕事ドラマ。新たな定番作品となりそうな予感だ。
【識者プロフィール】
●ライター 小田慶子(おだけいこ) テレビ誌編集者を経てフリーライターとなる。日本のドラマ、映画に精通しており、雑誌やWebなどで幅広く活躍中。
●テレビ・ドラマ解説者 木村隆志(きむらたかし) 各媒体に月20本を超えるコラムを提供し、「新・週刊フジテレビ批評」(フジテレビ)などにもコメンテーターとして出演する。
●お笑い芸人 橋爪(はしづめ)ヨウコ 2002年にデビュー。2014年からはドイツみちこと“こじらせハスキー”として活動。テレビ好きで、ドラマ関連の連載も持つ。
●メディアジャーナリスト 長谷川朋子(はせがわともこ) フランス・カンヌで開かれる世界のテレビコンテンツ見本市を約10年取材。エンタメビジネス事情が得意分野で、多くの媒体で執筆。
4月11日スタート、毎週水曜夜10:00-11:00
※初回は10分拡大
日本テレビ系