日本テレビ系で4月11日(水)からスタートする吉高由里子主演新水曜ドラマ「正義のセ」(毎週水曜夜10:00)。
20代最後の連ドラ主演となる吉高が、初めてのお仕事ドラマで初の検事役に挑戦する本作。2年目の新米検事・竹村凜々子(吉高)が持ち前の正義感で仕事に恋に奮闘し、失敗しながらも成長していく姿を描く。
原作は阿川佐和子の同名小説シリーズ。原作者・阿川が、ザテレビジョンの取材で語った“言葉”から本ドラマの見どころをひも解く。
「映像化されるなんて思ってもいませんでした」と放送を目前に、率直な心境を口にする阿川。
収録現場を訪問し、モニターで少しの時間だったが撮影を見学すると、「こんなこと言うのもなんだけど、懐かしかったです」と切り出した。
聞くと、「『陸王』(2017年TBS系)に出ていた時にね、モニターでチェックして『あ~、ここちょっと言い方が詰まったかな』『もうちょっとゆっくりせりふを言っておけば良かったかな』とか、いちいち思うじゃない?」と、原作のことではなく、昨年の自身の女優経験を懐かしむ。
うれしそうに目を細め、「『うまくやれたかな』と思うと『はい。じゃあ次、本番行きます』とか(スタッフが)言って、『え? 本番じゃなかったの? がっかり!』みたいな日々を思い出して懐かしかったです」と振り返る阿川。マイペースかつ饒舌に周囲を巻き込んでいく。
原作者として、現場の出演者たちにどんな印象を抱いたのだろうか。正直、ギャップを感じたりはするのだろうか。
「原作はいっぱい人が出てくるので、このドラマはその中でもいろいろな事件とか、(原作の)Aの人の立場をBの人にくっつけたりとかして、“ミックスベジタブルサラダ”みたいなことになっていますから、『誰が元々のイメージと違う』とかいうことはないんです」と阿川流の言い回しで答える。
原作は原作、ドラマはドラマとして、阿川の中では何の違和感もないという。
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