平埜生成(ひらのきなり)

平埜生成のプロフィール
- 誕生日
- 1993年2月17日
- 星座
- みずがめ座
- 出身地
- 東京都
平埜生成のニュース
-
滝藤賢一&尾野真千子が夫婦役を演じるドラマ「グレースの履歴」広末涼子、林遣都ら新キャストが公開
-
三谷幸喜「ゾワゾワとかハラハラに満ち溢れています」 新生『VAMP SHOW』の全キャストが決定
-
高橋一生“志村”「俺は自分の正義を信じてる」史上最悪のクリミナルズ“リーパー”と最終決戦へ!<インビジブル>
-
高橋一生“志村”&桐谷健太“猿渡”がバディを結成!永山絢斗“キリヒト”を見つけ出すべく奔走する<インビジブル>
-
柴咲コウ“キリコ”に課された究極の命の選択…高橋一生“志村”は原田泰造“犬飼”がつかんだ秘密を探る<インビジブル>
-
柴咲コウ“キリコ”「裏切り者をあぶり出してあげる」高橋一生“志村”は暗殺を阻止すべくターゲットのSPに<インビジブル>
平埜生成の放送情報
-
第5話 大豆田とわ子と三人の元夫 #5 松たか子主演 クスっと笑える人気作品が登場!
2023年6月11日(日) 夜7:00/フジテレビTWO ドラマ・アニメ
-
第6話 大豆田とわ子と三人の元夫 #6 松たか子主演 クスっと笑える人気作品が登場!
2023年6月11日(日) 夜7:50/フジテレビTWO ドラマ・アニメ
-
第7話 大豆田とわ子と三人の元夫 #7 松たか子主演 クスっと笑える人気作品が登場!
2023年6月11日(日) 夜8:40/フジテレビTWO ドラマ・アニメ
平埜生成のSNS
-
30-1
このブログは18歳の時に開設した。 今から12年も前の話だ。 ぼくは高校三年生だった。 大げさかもしれないが、こ…
アメブロ 平埜生成オフィシャルブログ「稲穂だより」Powered by Ameba
-
30-0
――30歳になったんだし、今の自分の気持ちをブログに書いてみたら? そんな、もう一人の自分の声が聞こえた気がして、こ…
アメブロ 平埜生成オフィシャルブログ「稲穂だより」Powered by Ameba
-
妄想で万の刀を振り回せ、きなり(後編)
――前半では、現在取り組まれている舞台「吾輩は漱石である」についての話をさせていただきましたが、後半は平埜さんご自身の…
アメブロ 平埜生成オフィシャルブログ「稲穂だより」Powered by Ameba
-
○出演情報○
【CM】MetaMoJi建設現場アプリ「eYACHO」 デジタル野帳 eYACHO 資料を今すぐダウンロード【無料…
アメブロ 平埜生成オフィシャルブログ「稲穂だより」Powered by Ameba
-
妄想で万の刀を振り回せ、きなり(前編)
ーーだいぶ久しぶりの登場になってしまいましたね。 どうも、どうも。今日はありがとうございます! ――お元気でしたか? …
アメブロ 平埜生成オフィシャルブログ「稲穂だより」Powered by Ameba
-
落語が好きなり。
ヤッホー! 生成です! 先日、 落語芸術協会春風亭柳雀・春風亭昇也真打昇進披露パーティーに参加させていただきました! …
アメブロ 平埜生成オフィシャルブログ「稲穂だより」Powered by Ameba
このブログは18歳の時に開設した。 今から12年も前の話だ。 ぼくは高校三年生だった。 大げさかもしれないが、ここには、ぼくの人生の軌跡が残されている。節目では必ずブログを更新してきた。最近はサボってしまうことが増えていたのだが、久しぶりの更新ということもあり、自分のブログを読み返してみた……。 若さとは恐ろしいもので、初期のブログは自撮りに次ぐ、自撮りが続く。カッコつけた顔に、可愛こぶった顔。かお、かお、かお、のオンパレードだ。自信があったんだろうなあ、と思わず目を細めてしまうような記事が大量にアップされている。 それが年齢とともに落ち着いていく。写真が減り、文章にも背伸びをした表現が現れるようになっていった。キナリが大人になっていくのだ。読み返すとゾクゾクしてしまうが、おもしろいくらい変化していく自分が興味深い。 身をもって「人は変わる」ことを証明しているブログだと思った。おすすめはしないが、実験でもする感覚で読み返してみて欲しい。スマホを壁にぶつけたくなるはずだ。 どの時点から大人になるのかは分からない。自然の流れ、というしかないのだろう。だが、ぼくは自分のブログを眺めながら、「なにかキッカケはなかったのだろうか?」と考えてみた。すると、一つ、身についた習慣があったことに気が付いた。 それは、読書だ。 1ミリも威張ることではないが、ぼくは子ども時代に読書をした記憶がない。活字を見るたびに目を回している子どもだった。 もちろん読書感想文は、あらすじを書き写すだけ。だから選ぶ本が重要になってくるのだが、ぼくは二つのポイントで選んでいた。 1、強そうな名前の作者であること。 2、カッコいい題名であること。 今となれば、この発想は決して悪いものではないと思う。新たな出会いの香りがプンプンするし、凝り固まった思考を和らげてくれそうな選書方法だ。しかし、読書経験もなく、本嫌いだったぼくには、少し危険な手法だったのかもしれない。 今でも忘れないが、ぼくは小学校4年生の夏、読書感想文にウィリアム・ゴールディングの「蠅の王」という作品を選んでいた。文庫版で348ページ。ノーベル文学賞作家のデビュー小説だ。 新潮文庫の「蠅の王」の裏表紙には、こんな一文が書かれている。 〈少年漂流物語の形式をとりながら、人間のあり方を鋭く追究した問題作〉 問題作を選ぶべきではなかったと思う。しかも、わけもわからず書き写すもんだから、自然と大人びた文章が出来上がってしまい、案の定、先生に呼び出しをくらう。そして、怒られたもんだから、余計に本から離れるようになり……、という悪循環におちいった。 そんな少年時代をす続きをみる
『著作権保護のため、記事の一部のみ表示されております。』
――30歳になったんだし、今の自分の気持ちをブログに書いてみたら? そんな、もう一人の自分の声が聞こえた気がして、この一ヶ月、何度も何度も書いてみたけど、書いては消して書いては消しての繰り返し。自分の気持ちを言葉にするのが、こんなに難しいことだなんて知らなかったです。慣れない作業は疲れちゃいますね。これが、葛藤がうかがえる下書き。ぜんぜん、違うこと書こうとしてました! 文章にするってだけで、立派なことを書かなくてはいけない気がしてしまって、書けなくなるんです。結婚式のスピーチみたいに、うまいことを言おうとしちゃって、空回りする感じなのかもしれません。だから、何度も何度も、書いては消して書いては消して、ツギハギしてみて眺めてみるけど、なんかヘン。それで、白紙に戻してしまう。今、まさにここにきました。 言いたいことを言葉にできないだなんて、不思議な話ですよね。でも、小田和正さんの名曲にもあったし、明治の文豪たちも、自分の内面を言葉にすることに、ずいぶん苦心したらしいです。昔から、言葉にする作業は難しいとされていたのかもしれませんね。 確かに、古文の授業は「イミフメイ、ワケワカラン」でした。いや、分かる人もいたと思うし、面白いと感じていた人もいたとは思うんだけど・・・、お恥ずかしながら、ぼくは、目を点にしながら学生時代を過ごしていました。 「どうして同じ日本語を使っているのに、ワケワカランのだ・・・」 と当時のぼくは、目に入ってくる文字、耳に入ってくる音を、見てるだけ、聞いてるだけの状態。だって、時代劇だったらスジも分かるし、登場人物の気持ちまで理解できて、なんなら感動して涙を流したりするんですよ。それなのに文章になった途端、アリ、オリ、ハベリ、イマソカリ。 「ゆく河の流れは絶えずして、しかも、もとの水にあらず・・・」 になってしまうんだから、ワケワカランですよね。この一文だけでも「川は、いつも同じ姿で流れている」と訳す人もいれば、「川の流れは変わらないが、同じ水は一つもない」と訳す人もいたりするんだから。やっぱりぼくはイミフメイ、続きをみる
『著作権保護のため、記事の一部のみ表示されております。』
――前半では、現在取り組まれている舞台「吾輩は漱石である」についての話をさせていただきましたが、後半は平埜さんご自身の話に移っていきたいと思います。 お手柔らかにお願いします。 ――己次第だと思いますが・・・ はい?笑 ――(咳払い)では、来年の2月で30歳を迎えるということですが、今の心境をお聞かせください! お、そういう感じで進んでいくんですね! ぼくは早生まれだから来年が30歳だけど、同級生は今年で30歳なんですよね。だから「もう自分は30歳だ」と思ってますよ!笑 ――どういうことでしょうか? 別に大したことじゃないんですけど、仕事現場とかで「何歳ですか?」と聞かれたら「30歳です」って答えてます。笑 ――それは、早く30歳になりたいということでしょうか? 別になんとも思ってないです。笑早生まれって、色々面倒なんですよ。学年がどうとかの説明になっちゃうから。だから、分かりやすくするためにも「30歳です」って。笑 ――確かに不思議な文化ですよね。早生まれって。 そうしたら、言ってるうちに、自分の中でも「30歳になった感」が生まれてきちゃって。笑 ――あらら。 年が変わったら年を取る、くらいの方が分かりやすいですよねえ! ――では、平埜さんは、来年31歳ということですか? そうそう! そんな気分です! ・・・えっと、この質問、なんですか?笑 ――正直、こちらも特に聞きたいことがあるわけでもないので。 失礼なっ!!!笑 ――えーっと・・・、では、30代に突入ということで、改めて20代を振り返った時に、心境に変化などはありましたか? ありまくりでしたよー!20代中盤くらいが、一番悩んだんじゃないかな。 ――なにを、どう悩んだのでしょうか? やっぱり、一番は仕事についてですかね。このまま俳優を続けていくのだろうか、とか。ぼくのやりたいことってなんだろう、とか。そういう、内面的な葛藤があったと思います。 ――どうしてですか? え、考えなかったですか? ――確かに考えましたね。 特に20代中盤って、社会人2~3年目だし。仕事が自分の体に馴染んできたからこそ、考えてしまう。 ――そうかもしれませんね。ターニングポイントというか。総務省の労働力調査を見ても、転職者の最も多い年齢は、25歳~34歳だとありました。 でしょでしょー! ――考え始める年頃なんでしょうね。 20代って、なんでも挑戦できる年齢のはずなのに、ぼく、夢とか希望がなかったんですよ。もちろん、お芝居は好きだったんですけど、それも「本当に好きなのか?」みたいなことを考えてしまって。 ――「本当に好きなのか?」とは? 「お芝居が好きなんだ!」と思い込もうとしてるだけなのではないか、と考えてしまったんですね。“好きを疑う”というか。まあ、それは今でもあるんですけど!笑 ――なにかキッカケはあったのでしょうか? ないんですけど、同世代の俳優の活躍とかが如実な世界ですからね。自分と比べてしまうことは多かったと思います。 ――たしかに平埜さん世代の俳優さんは、才能の宝庫ですもんね。 グサっ!!! ――応援してますよ! いやん!好きっ! ――へっ、チョロいな。 ・・・ん? ――では、どのようにして、そんな葛藤をくぐり抜けたのでしょうか? これは、ハッキリとしてて。読書です! ――ほう、読書? ぼく、20代中盤から本を読むようになったんですよ。それで、人生が変わったというか。世界の見え方に変化がありました。 ――それまでは読書の習慣はなかったのでしょうか? 情けない話なんですけど、ありませんでした。読んだとしても、一年に4冊くらいかな。 ――日本人の年間平均読書本数が10冊~20冊といわれてますね。 そっかあ。やっぱりぼく、少ないよなあ。恥ずかしながら、台本を読む仕事をしているのに、ぼく活字アレルギーだったんですよ。笑 ――幼少期からですか? はい。読書感想文は、典型的な「あらすじを丸写しする子」でした。笑漫画は好きで沢山読んでいたのですが、本はまったく。むしろ、嫌いでした!笑 ――それが、またどうして読書を? ずっとコンプレックス意識はあったんです。ウチの親が読書をする人だったので、家は本の山でしたし。そして、親からも、ずーーーっと「本を読め!」って言われてきたし。でも、反発心もあり、読まない。 ――あるあるかもしれませんね! だから、本は身近にあるのに、読まない子でした。さっきも言いましたが、むしろ嫌悪感を抱いていた。 ――それが、大人になってから突然、読書に目覚めた? そうなんですよー!自分でも驚いてます! ーー今はどのくらい読まれているんですか? 年々、増えてるんですよ!笑最初は月に4冊くらいだったんですけど、今年はすでに100冊突破しましたねえ。 ーーえ!? 年間4冊だったのに!? ね!笑読書記録をつけてるんですけど、自分でもびっくり! ――そんなことって、あるんですか? あるんですよねえ!笑例えが正しいか分かりませんが、ぼくはヘレン・ケラーの《WATER》現象と呼んでます!笑 ――ヘレン・ケラーが初めて言葉を手に入れた瞬間の話ですね? はい、ぼくの中にあるなにかが、突然目覚めたんでしょうね。ヘレンが、水のことをWATERだと認識して、世界には名前があることを理解したみたいに。本と出会って、ぼくの見てきた景色がパーンって、変わったんです。 ――興味深いですね。キッカケとなった本があるのですか? 岩手県にある「さわや書店 フェザン店」という書店で買った、高田大介さんの小説「図書館の魔女」と、清水潔さんが書かれたノンフィクション「殺人犯はそこにいる」を読んで、世界がガラッと変わっちゃいました。 ――なかなか具体的ですね。どう変わったのでしょうか? まず「図書館の魔女」は全4巻のシリーズものなんですけど、スラスラと読めて、全部読みきったことの達成感がすごかったんです。小学生みたいな感想かもしれないですけど、成功体験というか。笑 ――確かに大作だと尚更感じるかもしれませんね。 しかも、めちゃめちゃ面白いんですよ!詳しくは調べて欲しいんですけど、「言葉の力って、すごい!」ってなった。 高田大介『図書館の魔女』シリーズ特設サイト|講談社文庫[第45回メフィスト賞受賞作]原稿用紙3000枚の超弩級ファンタジー、全四巻で待望の文庫化kodanshabunko.com ――ほうほう。 で、この作品はメフィスト賞受賞作品だったこともあり、そこから他のメフィスト賞受賞小説を読むようになりました。とにかく「図書館の魔女」シリーズは、ぼくの読書に対するハードルを低くしてくれた作品ですね! ――いい話ですね。では「殺人犯はそこにいる」は? ノンフィクションって、こんなに胸をギュッと掴まれるんだと思いました。それまで本といえば「小説」という印象が強かったのですが、価値観が壊れて、この時からノンフィクションを読みまくるようになったんです。 清水潔 『殺人犯はそこにいる―隠蔽された北関東連続幼女誘拐殺人事件―』 | 新潮社5人の少女が姿を消した。群馬と栃木の県境、半径10キロという狭いエリアで。同一犯による連続事件ではないのか? なぜ「足利事件」だけが“解決済み”なのか? 執念の取材は前代未聞の「冤罪事件」と野放しの「真犯人」、そして司法www.shinchosha.co.jp ――例えば? 当時は、事件ものばかり読んでいましたね。凄惨な事件を題材にしたノンフィクション。胸が痛くなるし、読んでて怒りも湧いてくるんです。でも、ノンフィクション作品を読むことで、社会に目が向くようになったんですよ。日本社会に、ちゃんと参加するようになったというか。 ――それは素敵なことですね。 本当に。人生変わったんです。そして、当時、ぼくは障がい者移動支援のアルバイトもしていたので、社会福祉に関する書籍なども読むようになりました。 ――すごい変化。 ね!人生、わからんもんですな!だから、今は読書してこなかった人生を激しく悔いてますねえ。親の言うことをちゃんと聞けばよかった。笑 ――今からたくさん読めばいいんですよ! ほんとに、それ!だから、本を読むようになってから、心も落ち着くようになったし、今、すごく楽しいです。 ――楽しい30代を過ごせそうじゃないですか! それはそうかも!同時に責任感とかも生まれてきますけど、夢も見つかって、自分の進みたい方向がハッキリしてきました! ――それは、どんな夢か、聞いてもいいですか? ええええ、恥ずかしいなあ! ――教えてよー! 続きをみる
『著作権保護のため、記事の一部のみ表示されております。』
【CM】MetaMoJi建設現場アプリ「eYACHO」 デジタル野帳 eYACHO 資料を今すぐダウンロード【無料】eYACHOの活用事例が満載!資料を今すぐダウンロード 分かりやすいセミナー動画付き!product.metamoji.com ========== 【舞台】11/12-27こまつ座「吾輩は漱石である」@ 紀伊国続きをみる
『著作権保護のため、記事の一部のみ表示されております。』
ーーだいぶ久しぶりの登場になってしまいましたね。 どうも、どうも。今日はありがとうございます! ――お元気でしたか? これが「馬鹿は風邪ひかない」とは、よく言ったもので、風邪すら引いてません!!! ――それはそれは! いいことじゃないですか! 体調管理をしっかりされてるということですもんね! ああ確かに! 時代の変化のおかげで! ポジティブになった!笑 ――お仕事の方は順調でしょうか? 仕事が順調かどうかって、なんか難しい質問ですね!笑 ――いやいや、そこまで深く考えずに! ここのところ、舞台作品が続いているようで? あ、そうですね。夏には「VAMP SHOW」というコメディ作品をやらせてもらって、今は「吾輩は漱石である」という作品の稽古中です。下半期は舞台の一年、って感じです!笑 ――充実されているようで、なによりです。では、本日は久しぶりのインタビューということもあり、前半は現在お稽古中の舞台の話を。そして、後半では最近の平埜さんの日常の話を聞けたらなと思います。最後には定番の、「今、おすすめの本」の話なんかも聞けたらなと思います! 最後の定番って、ありましたっけ? ――あったということにしましょう! うまく話せるか・・・、緊張しちゃう! ――はいはい。 急に冷たっ! ――では、まずは舞台「吾輩は漱石である」の話から。いよいよ11月12日から開幕ということで、お稽古はいかがでしょうか? とっても楽しいです! 想像以上に稽古の進行速度が早くて、あっという間に通し稽古になりました。もう稽古場で何回通し稽古をやったんだろう? って感じです。 ――通し稽古というのは、最初から最後までをやる、本番同様に稽古を進めるということですね? あ、すみません! そうですそうです! 衣装やメイクはしませんが、本番同様、音楽や道具を使いながら、冒頭から最後まで流れを止めずに進める稽古のことです。 ――こういう説明もしておかないとね! 失礼しました! ――では、稽古もたくさん出来ているということで、本番が待ち遠しい? はい! お客さんがどんな反応なのか、ものすごく気になります! ――というと? 今回は、夏目漱石を題材とした作品なので、漱石作品のキャラクターやエピソードが沢山出て来るんですよ! それを笑いにしているというか。なので、「どこまで伝わるんだろうなあ?」とか、「どう受け取ってもらえるのか」というところに興味があるんです! ――劇作家の井上ひさしさんといえば、喜劇をお書きになる印象が強いのですが。 はい! 確かに、どれだけ重厚な作品でも必ず笑える箇所が入ってきますよね! ――今回は少し違う? 笑いの部分はいっぱいありますよ! でも、今回は少しひねった笑いかもしれません。例えば、ぼくの台詞に「それから?」と相手に聞く箇所があるんですけど。これは、漱石作品の『それから』を意識している。あえて、役に「それから?」と言わせていたりするんですよね! ――ひねった笑い、とはそういうことですか。なるほどなるほど! それから? あはは。そんな感じです!あとは、漱石作品に出てくる登場人物たちの「それから」が描かれている。 ――もう「それから」が、混線していますね。どういうことでしょうか? 『坊ちゃん』のその後の人生や、『三四郎』のその後の人生も描かれているんですよ。しかも、そのエピソードを聞いていくうちに、『それから』とか『門』とか、作品を飛び越えたエピソードが混ざってくるので、想像力が爆発しちゃうと思うんです。あれ、あれれ? その話って、色々混ざっちゃってない? っていう感じ!笑 ――ほうほう。ちょうど今、私は『行人』を読み始めているのですが、『行人』の話も? おおお! いいですね! ぜひ探してみてください! ぼくも今、稽古をしながらも探しています! ――なんだか、こちらの読書のモチベーションも上がりますね! 楽しみにしています! 観れるといいですね! ――・・・えっと? (咳払い)失礼しました! ――では、話は変わり、演出の鵜山仁さんとは、今回二度目のお仕事となると思うんですが、いかがでしょうか? 大っっっ好きです! ――あら、素敵ですね! 説明が難しいのですが、ぼくはシンプルに鵜山さんの話が面白くてたまらないんです。思考回路をのぞくのが好きというか。だからダメ出しが一番楽しい! ――ダメ出しが楽しい? ダメ出しって、学校でいうところの“採点”みたいな時間になりがちなんですよ。自分のお芝居を演出家さんにジャッジしてもらうというか。 ――はああ・・・、そうなんですか。厳しい世界ですねえ。 まあ、でも、それがクリエイティブですからね! だから、自分が出来ていないことを痛感して、そうして悩むんです。改善点を洗い出すというか。だから、ダメ出し時間って、ちょっと空気がピリッとするんですね。 ――でも、そんな時間が楽しいと? はい! 正直、鵜山さんに限らず、ぼくは基本的にダメ出し時間が好きなんですけどね!笑 ――こう言続きをみる
『著作権保護のため、記事の一部のみ表示されております。』
ヤッホー! 生成です! 先日、 落語芸術協会春風亭柳雀・春風亭昇也真打昇進披露パーティーに参加させていただきました! 本当に素敵だった・・・。 ドラマ「親バカ青春白書」で春風亭昇也さんと出会い、以来、たくさんお世話になっていたんです! 役作りで落語を勉強していたら、どっぷり落語にハマってしまい、落語指導で参加されていた昇也さんを質問攻め! 無知を理由に、失礼なことまでズカズカ踏み込む生成を、昇也さんはカラッと笑い飛ばしながら、受け入れてくれたんです! おかげでボクは、演芸の世界が大好きになりました! 東京の寄席はもちろん、大阪で仕事があるときは、繁昌亭にも足を運んだりと、世界がバキバキと音を続きをみる
『著作権保護のため、記事の一部のみ表示されております。』
平埜生成のドラマ出演作
-
日本統一 関東編(2023年)裏社会に足を踏み入れ、極道界の頂点を目指す男たちを描いた大ヒット任侠シリーズ「日本統一」が連続ドラマ化。「弱きを助け、強きを挫(くじ)く」任侠道で、氷室(本宮泰風)と田村(山口祥行)を中心とした侠和会が関東に殴り込む。そんな侠和会に、正義感あふれる二人の刑事、島(青柳翔)と早見(藤原樹)が対峙する。
-
インビジブル(2022年)高橋一生演じる強烈な正義感を持つ刑事・志村貴文と、柴咲コウ演じる犯罪コーディネーター“インビジブル”が異色のタッグを組み、凶悪犯罪者を追う“中毒系ジェットコースターサスペンス”。相いれないはずの二人が、犯罪のプロフェッショナルに立ち向かう姿を描く。脚本はいずみ吉紘が手掛ける。
-
大豆田とわ子と三人の元夫(2021年)松たか子演じる“バツ3”の独身女性が、3人の元夫たちに振り回されながら日々奮闘するロマンティックコメディー。脚本は坂元裕二が手掛ける。大豆田とわ子(松)は、建設会社の社長に就任したばかりのユーモラスでキュートな女性。そんなとわ子を忘れられない元夫を岡田将生と角田晃広、松田龍平が演じる。
-
カムカムエヴリバディ(2021年)朝ドラ史上初の3人のヒロインによるハートフルコメディー。昭和・平成・令和の時代を、ラジオ英語講座と共に歩んだ祖母、母、娘3世代の女性の物語。ラジオで英語を聴き続けることで、夢への扉を開いていく姿を描く。脚本は大河ドラマ「平清盛」(2012年、NHK総合ほか)などを手掛けた藤本有紀によるオリジナル脚本。
平埜生成の映画出演作
もっと見る平埜生成のその他出演作
-
水曜ドラマ「正義のセ」最終回直前スペシャル
-
水曜ドラマ「正義のセ」前半戦おさらいスペシャル!
-
夏だ!今日から俺は親バカになって青春するぞ!SP
-
ハートネットTV「生きづらさ」を抱える全ての人に向けた福祉番組。“当事者の目線”を大切に、ほかのメディアやニュースとは違う視点で「生きづらさ」を掘り下げ、シリーズ化して放送する。