工藤阿須加、役作りは「パズルのピースをはめるように」

2018/05/02 06:00 配信

ドラマ インタビュー

「未解決の女 警視庁文書捜査官」岡部守役・工藤阿須加

「今会いたい」と思った人にほぼ会える


――「未解決の女―」というタイトルにちなんで、工藤さんご自身の未解決な問題はありますか?

子供のころから、自分はすごく運がいいなと感じています。人との巡り合わせというか、自分が「今会いたい」と思った人にはほぼ会えるんです。偶然行ったお店で鉢合わせたり。あと、何か欲しいと思ったら、ちょうど手に入ったりするんです。

最近だと、ずっと好きだったミュージシャンの織田哲郎さんのライブに誘っていただけたり。知人から、「そういえば織田哲郎さん好きだよね?」と聞かれて、「いつかライブに行ってみたいんですよ」と答えたら、実はその方が織田さんと知り合いで。その場で織田さんに電話してくれて、ライブに誘っていただけました!

この運の良さは何なのか、それが僕の未解決なことですね(笑)。

――最近ハマっていることは何かありますか?

花を見るのが好きで、ことしは中目黒で花見をしました。ほぼ毎年花見には行っていますね。季節の花を見ていると、すごく癒やされるんです。四季折々の風景を楽しむ時間がすごく息抜きになります。

――では最後に、視聴者にメッセージをお願いします。

「文字を読み解いて事件を解決する」というドラマですが、人が書いた文字は、心を映し出すと言われています。この作品に参加させていただいて、本当にその通りだなと感じることが多くて、文字から伝わってくることの偉大さを痛感しました。

言葉は“タダ”だとよく言いますが、言葉一つで簡単に人を傷つけることも、救うこともできます。それは文字も一緒です。そういった文字の深さを知ることができる作品で、人の心が見えるドラマになっています。キャスト陣も豪華ですし、それぞれの会話劇も楽しんでいただけたらうれしいです!