「この世界の片隅に」で松本穂香と松坂桃李が夫婦に!

2018/05/05 06:00 配信

ドラマ

ドラマ「この世界の片隅に」のオープンセットの前に立つ松本穂香と松坂桃李撮影:阿部岳人


TBS系の7月期の日曜劇場では「この世界の片隅に」(毎週日曜夜9:00-9:54)を放送することが決定した。

同作は累計120万部を突破したこうの史代の同名漫画のドラマ化で、太平洋戦争の最中、広島の江波から呉に嫁いだヒロイン・すずが、嫁ぎ先の北條家で暮らすかけがえのない日常を丹念に描いていく。

ヒロインは注目の21歳・松本穂香


のんびりしているが、他人を思いやる心にあふれ、暗雲立ち込める時代でも前を向き、明るく生きるヒロイン・すずを演じるのは約3000人の中からオーディションで選ばれた松本穂香

佐野亜裕美プロデューサーは松本の起用理由について、「オーディションの部屋に入ってきたときに何かすごくアンバランスな魅力を感じて。手足がすらっとして長いんですけど、何かちょっとファニーな顔。

アングルによって表情が全然違う顔立ちを含めて、すごく魅力的な子だなと。この子がすずをやっているところを見てみたいと、私と監督の土井(裕泰)と脚本の岡田(惠和)さんと3人満場一致でほぼ最初の印象で決めていたところがあります」と明かす。

松坂桃李が松本の夫役に!


ヒロイン・すずと手を取り合いながら、激動の時代を生き抜く夫・周作を演じるのは松坂桃李

松坂の起用理由について、佐野プロデューサーは「実は原作では深く描かれているようで、描かれていない難しいキャラクターを演じるのに、いろいろな役を演じられている今の松坂さんに演じていただけたらと。

ただ優しいだけではなく、すごく人間味のある、深みのある周作を演じていただけるのではないかなと思ってキャスティング致しました」と語る。

ほか、尾野真千子、田口トモロヲ伊藤蘭伊藤沙莉土村芳久保田紗友の出演が決定。さらに脚本を岡田惠和、音楽は民放での連続ドラマを24年ぶりに手掛ける久石譲が担当する。