永野芽郁演じるヒロイン・楡野鈴愛が漫画家を夢見て上京し、東京編へ突入した連続テレビ小説「半分、青い。」(毎週月~土朝8:00-8:15ほかNHK総合ほか)。だが、鈴愛が採用されたのは“雑用要員”としてだった!
衝撃の幕開けとなった鈴愛のアシスタント…もとい雑用係生活の実態を、収録秘話や豊川悦司が演じる少女漫画家・秋風羽織の“変わり者伝説”なども交えてお届け!!
東美濃バスセンターで岐阜と涙の別れをした鈴愛にとって、1990年バブル崩壊前夜の東京は驚くことばかり。そんな中、5月12日放送の第36回で鈴愛は漫画家・秋風羽織(豊川悦司)から“漫画家の卵として鈴愛にペンを持たせることは永遠にない”と宣言されてしまった。
逆上した鈴愛は秋風の原稿をつかみ取り、「アシスタントとして雇わなければ原稿をバラまく」と巨匠相手に脅しをかける。気おされた秋風は、新人には無謀とも言える「かけあみ」(※線をかけあわせて濃淡を表現する漫画の技法)の作業を課題とし、その出来によって今後の処遇を決めると言い渡す。
順風満帆とはいえないスタートを切った東京編。漫画家オフィスならではの作業をするシーンに向け、永野をはじめキャストたちは実際の漫画家の先生の指導を受けて練習中。
「撮影の合間はセットの定位置に就いたまま、リアルに『かけあみ』の練習をしていました」と明かす永野は、「それを見た豊川さんが、『本当にうまくなってくじゃん!』って言ってくださって、うれしかったなぁ!」とニッコリ。
鈴愛に課せられた“雑用係”の業務は、たとえばこんな感じだ。
まずは、スタッフ全員分の食事とおやつの用意。朝10時にオフィスへ出勤し買い出しを済ませたら、12時までに秋風らスタッフの昼食をスタンバイ。その後、おやつと夕食の準備に取り掛かる。
そして、広いオフィス内の掃除&仕事道具の手入れ。秋風が建てたオフィス・ティンカーベルは、土地代8億円を含め、しめて12億円!仕事場は3階で、2階はリラクゼーションルーム、1階にはプライベートルームがある。売れっ子ならではの、夢のオフィス!鈴愛はそこを一人で掃除しなければならない。また、漫画家の仕事に欠かせない道具の手入れも鈴愛の仕事。ペン先のインクを拭き取ったり、筆を洗ったりする。
極め付きは、秋風が愛していたペットたちの墓参り。オフィスに隣接するペットの墓地には、秋風が愛したイヌやウサギが眠っている。鈴愛は食事係の延長として、それぞれの好物だったものを覚え、正しく供えなければいけない。
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