「西郷どん」鈴木亮平が二階堂ふみの島唄を絶賛『歌なのにせりふ以上に気持ちが伝わってくる』

2018/05/09 21:26 配信

ドラマ

ついに5月13日(日)の放送から舞台を島へ移す「西郷どん」(C)NHK

5月13日(日)に放送される大河ドラマ「西郷どん」(毎週日曜夜8:00‐8:45ほか、NHK総合ほか)の第18回「流人 菊池源吾」の試写会が行われ、主人公の西郷吉之助を演じる鈴木亮平、制作統括の櫻井賢氏、そして演出を担当した盆子原誠氏が登壇した。

同放送回では、一度は海に身を投げた吉之助が、幕府から身を隠すため“菊池源吾”という仮の名を与えられ、大島(現在の奄美大島)に島流しされるという重要な局面が描かれる。奄美大島で、島の娘・とぅま(愛加那、二階堂ふみ)と出会った吉之助は、初めて男女の愛を知り、島民との交流を経て、革命家としてさらに成長していく。

実際に奄美大島・沖永良部の自然の中でロケ撮影が行われ、今までの「西郷どん」とは色彩などもガラリと変わった映像に仕上がっている。

とぅまが海に向かって島唄を歌うシーンは、この回の中でも特に印象深いシーン。盆子原氏はこのシーンについて「島に取材に行ったときに島唄に出合って、それがすごく印象的だったので、歌を歌うシーンから(島編を)始めたいなと思ったんです。脚本の中園(ミホ)さんにも相談しました。とぅまが歌っているのは“ヨイスラ節”という航海の安全を祈る歌なんです。とぅまは、昔お父さんが薩摩に船で行ったきり帰ってきていなくて、おそらく亡くなってしまっているんですね。そのお父さんの船の安全を今でも祈って海に向かって歌っているという裏設定も込めています」と明かす。

そして、「日の入りの前の短い時間で、一発本番で撮影したんです。映像はすごくゆったりとしたものになっているんですが、撮影はすごく大変なシーンでしたね(笑)」と語った。

櫻井氏は「沖縄の島唄は全国的に知られていると思うんですけど、奄美のは少し違うんです。悲しみなども内包しているような曲や恋の歌が多いです。二階堂さんには相当、歌の稽古をしていただいて、今後歌のシーンはドラマのキーポイントになっていきます」とアピール。

そんな、島唄はとぅま(愛加那)から吉之助に向けて歌われるシーンも多く登場する。鈴木は「愛加那さんの心情を表すような歌詞もあって、歌なのにせりふ以上に気持ちが伝わってくるんです。もともとせりふだったところも、歌で伝えるシーンに変わった部分もありました」と振り返る。

さらに、とぅまを演じる二階堂について、鈴木は「本当に素晴らしい女優さんで、“感性のバケモノ”だなと思いました(笑)。演技を一緒にしていたら、想定しているシーンから彼女の感性で変わっていくんです。本読みの時点から『すごい人だ』と思っていたので、僕は主演として引っ張っていくというよりは、彼女の感性に身をゆだねていました」と絶賛した。

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