“あな家”ヤバ過ぎる茄子田家の長男・萩原利久「慎吾は良い子なのか、そうではないのか…」

2018/05/23 07:30 配信

ドラマ

「生まれ変わるならスポーツ選手になりたい」撮影=諸井純二


学校を卒業したら体力が常に有り余っています(笑)


――それではここからはご自身の話をおうかがいします。学校を卒業して、時間の使い方も変わってきましたか?

変わりました。当たり前のようにあった学校に行っている時間がなくなりましたから。学生の時は、「家にいる時」「学校」、そして「仕事」。何となく3つの自分がいた気がします。学校でいろいろやることが多かったので仕事との両立が大変なときもありました。でも、今は学校に行く時間がなくなったら、体力を使う機会が減ったような気がします。体力が常に有り余っています(笑)。夜中、急に走り出したりするくらい、エネルギーが溜まっています(笑)。

――最近は、あまり体を動かしていないんですか?

体育館や友達の家の近くとかでバスケットボールをやっています。大好きなNBA選手、ステファン・カリーのユニホームを着て。何事も形から入ります(笑)。スポーツの熱量や一生懸命な人を見るのが好き。スポーツ選手が全力を出している顔に代わるものはありません。見ているだけで気持ちが高ぶります。

――他のスポーツも好きなんですか?

陸上も好きですし、オリンピックもついつい見てしまいますね。生まれ変わるならスポーツ選手になりたいと思っています。もし、高校生に戻れるとしたら部活を思いっきりやってみたいです。部活一色の学生生活を送ってみたい。夏休みの予定表も部活しかないような「あ~、お盆しか休みがない~」みたいな感じ(笑)。弟が、部活漬けの毎日なんです。サッカーをやっているんですけど、すごく羨ましい(笑)。

――最近、刺激を強く受けた現場は?

どの現場もそうなんですけど、特に映画「あゝ、荒野」(2017年)は吸収するものしかなかったです。かなり、チャレンジャーな気持ちで臨んだんですけど、完全に打ちのめされた感じ。僕はモロ(師岡)さんと同じシーンが多かったので、モロさんの芝居を見ていると勉強になりましたし、いろいろアドバイスもいただきました。僕の出番はなかったんですけど、ボクシングのシーンも見学して。あの作品の現場で受けた刺激は忘れられません。今でも、自分の中に残っていますし、ずっと残しておきたい。映画を撮影している時は17歳だったので、今の年齢で参加していたら、また違う感じ方をしていたのかなと思ったりもします。