2019年1月より放送される大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」(NHK総合ほか)に出演する生田斗真がクランクインし、同日に役所広司も本格的に撮影に参加する初日を迎えた。
同作は、1912年にストックホルムで行われたオリンピックに日本人で初めて参加した男・金栗四三(中村勘九郎)と1964年の東京オリンピック開催のため奮闘した男・田畑政治(阿部サダヲ)の二人の主人公と、落語「東京オリムピック噺」を語る“昭和の大名人”古今亭志ん生(ビートたけし、森山未來)の人生が交差しながら展開していく。
役所が演じる嘉納治五郎は、講道館柔道の創始者であり“日本スポーツの父”と呼ばれる人物で、日本のオリンピック初出場に大きく貢献した金栗の恩師。
そして、生田が演じる三島弥彦は、名家の生まれた東京帝国大学の学生で、スポーツにも秀でたトップエリート。ストックホルムオリンピックに陸上短距離の選手として出場する金栗の盟友でもある。
この日撮影されたのは、弥彦と嘉納が初対面するシーン。洋館の庭で、洋装や着物に身を包んだエキストラたちが集結し、オーケストラの演奏も行われる華やかなガーデンパーティーの中を、野球ボールを追いかけてきた三島が走り抜け、嘉納と出会う。イケイケの学生である三島は、日本最初のスポーツクラブ「天狗俱楽部」の連中を引き連れ、嘉納に失礼な言動を繰り返してしまう。
リハーサルで生田が動きを確認すると、出演者、エキストラたちがその走りの速さに驚く。スタッフたちの間でも、その素早過ぎる動きに笑いが起こっていた。
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