生田は、クランクインを「初日から弥彦、そして『天狗倶楽部』の登場のシーンから入れたので、気持ちいいスタートが切れたかなと思います。初日はいつも緊張してナーバスになるんですけれど、『天狗倶楽部』のみんなと顔を合わせた瞬間に、そういうものが全部バーンと吹っ飛び、エネルギッシュなシーンが撮れたんじゃないかなと思っています」と振り返る。
さらに、クランクインに向けての役作りも行っていたそうで「走りのトレーニングと、それから三島さんは本当に陸上だけじゃなくて野球とかスキーや柔道など本当にさまざまなスポーツをたしなんでいらっしゃった方で、体も鍛えていらっしゃったので、少しでも三島さんらしい体作りを目指してやってきました」と明かす。
その言葉通り、撮影の合間にもパンプアップをしている場面も見られ、美しい肉体作りを心掛けている様子だった。
一方で、柔道家であった嘉納を演じる役所は「このまえ講道館の道場に行って、永井道明役の杉本哲太くんと二人で稽古してきました。少し稽古しただけで筋肉痛ですね(笑)。講道館の道場には嘉納さんの写真が飾ってあるのですが、講道館の方々は、その前を通り過ぎてはいけないと言われているほど、嘉納さんは崇められていたので、ちょっとプレッシャーがありました。外国の選手の方でも講道館に来て、道場に足を踏み入れると感極まる方がたくさんいるそうです。尊敬されているんですねぇ、嘉納先生は…」と心境を語る。
そして、初共演となる生田の印象については「(今日の撮影を)すごく楽しみにしていました。(生田くんを)遠目で見たときに『ひげが似合うなあ』と、(三島弥彦さんの)写真になんとなく似ていると思いましたよ」とその役作りに太鼓判を押した。
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