山田孝之に『胸毛一本くれよ』 太賀が語る映画「50回目のファーストキス」の裏側

2018/06/01 05:30 配信

映画

アメリカで2004年に公開され大ヒットした同名映画を、監督・福田雄一がリメークした映画「50回目のファーストキス」が6月1日(金)に公開される。本作で、長澤まさみ演じる短期記憶障害を負う瑠衣の弟・慎太郎を演じた太賀に、ハワイで行われたというロケの舞台裏について話を聞いた。

映画「50回目のファーストキス」が6月1日(金)に公開撮影=大石隼土


――出演が決まったときのお気持ちはいかがでしたか?

まず福田さんとがっつり一緒にやるのは初めてだったので、その楽しみはありました。山田(孝之)さんも長澤さんも大好きな先輩ですし、ハワイでロケができるというのもすごく楽しみにしていました。実際に現場に入ったら、思った通りすごく楽しかったです!

――筋トレ好きという役柄で体型もいつもより筋肉質に見えましたが、役作りで鍛えました?

ピタッとしたTシャツを着ていたのでその効果もありますが、多少はジムに行ったりして鍛えてはいました。

父親役の佐藤二朗について「自分がどんなことをやっても二朗さんが拾ってくれるという安心感があった」撮影=大石隼土


――父親役の佐藤二朗さんとのやりとりは、アドリブではないとうかがいましたが。

そうですね。基本は台本通りです。僕がボケで二朗さんがツッコミという関係性だったので、自分がどんなことをやっても二朗さんが拾ってくれるという安心感があって、とてもやりやすかったです。

二朗さんからビンタをされるシーンがいくつかあるのですが、「ビンタをする位置を決めよう」というアイデアを二朗さんが出してくれて。「ここに来るようにしてくれ、ここでビンタするから」って。僕が二朗さんの前にビンタをされに行くんですよね(笑)。それで父と息子という関係性も表現できたので、すごく助けられましたね。