V6、メンバー同士で語り合う「これまで」と「これから」

2018/05/23 06:00 配信

芸能一般

「メンバーのこと、一人の人間として尊敬するようになっていった」


V6としてこの先、どんな曲を歌っていけたらいいなと思っているのかと尋ねると。

井ノ原「いろんな曲を歌ってきたから、やってないジャンルって言ったら、演歌とか民謡とか童謡になっちゃうんじゃない?(笑)」

森田「まぁね(笑)。その時々に歌いたいと思う曲とかを歌っていけたらいいよね。あんまり新しいことやろうとか頑張り過ぎないで、そのときの自分たちに合った曲や言葉を歌っていけたらいいなって思う」

井ノ原「“今のV6にはこういうのがいいんじゃないか”って提案してくれるものを、自分たちなりに受け入れて“あぁ、今の自分たちはこういう感じなんだな”って客観視するのも楽しかったりするしね」

長野「そういう意味では、今回のシングルは、新しいことに挑戦しつつも、そこまで頑張り過ぎてない感じが、今の自分たちにはすごく合っているのかな?って思うね」

最後に、「Crazy Rays」の歌詞を手掛けた桜井秀俊が、“オトナになることがなんだか憂鬱な全ての青二才と、いまだ青いヘートを隠し持つ全てのオトナに捧げます。We're still crazy for V6!!”というコメントを歌詞と共に6人に届けていることについて、自分がオトナになったという意識を持てているのか?と投げ掛けると。

井ノ原「自分がどっちなのか分からないな。70歳くらいになったら、“オトナになったな”って言えるのかもしれないけどね」

長野「随分先だね(笑)。でも、たしかに、自覚することってないのかもね」

坂本「どっかしらでオトナでいたいと思っているけど、同じくどっかしらで青二才でいたいって思ってる部分があるんじゃないかな」

井ノ原「少年の心を忘れない!って意識してるわけじゃないけど、自然に出てきちゃうんだよね(笑)。そこが青二才なのかな?って思う」

自らが成長したことで、これまで歌ってきた歌詞の意味を、改めて噛み締めることもあるという。

井ノ原「デビュー当時の歌とかはほとんどそう。その当時の自分たちに合わせて書いてくれていた歌詞でもあったから、すごくキラキラしてるし、勢いを感じるし。逆に、そのころオトナっぽい背伸びした歌が歌いたくて作ってもらった曲とかは、その曲を歌っていた自分たちの姿も含めかわいく思うというかね。“あ~このころ、背伸びしたかったんだな~”って(笑)」

森田「あるね、あるある。そういうのは過ぎてから感じるもんだからね。じっくり歌詞を読み返したり、実際に歌ってみないとパッとは浮かんでこないけど、絶対にあるよね。でもそう思うとデビュー曲ってやっぱ特別だよね」

坂本「いや、ホント。あの曲をいまだに歌えてるってことがすごいと思うよ、本当に」

長野「この先もずっと歌い続けていくだろうからね」

三宅「俺たち以上にファンの子たちは、一語一句、2番の歌詞とかも完璧に覚えてくれていたりもするだろうからね。本当にありがたい存在だなって思う」

岡田「そのときにしかない大切なものが詰め込まれてる感じがするね」

森田「過去を振り返る話とかしたりすると、普段は思い出さないようなことを思い出したりするから、積み重ねてきた何でもない時間さえも、当たり前じゃないんだなって思えたりするんだよね」

井ノ原「メンバーのことも、年下とか年上とかそういうとこじゃなく、一人の人間として尊敬するようになっていったというかね」

長野「お互いを尊敬できる存在になれてるのかなって思うね」

この先のV6の新たな展開を予感させる新曲「Crazy Rays」

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