――メグリンを演じる上で大変なことは?
撮影に皆より2カ月くらい遅れて入ったので少し大変だなと思ったんですけど、メグリンはひょんなことから英徳学園に転入して物語に絡んでいく役どころなので、ナチュラルに演じることができてよかったなと思います。
ポップすぎて皆のテンションに合っていないような…台風みたいな女の子ですよね(笑)。もちろん意図して演じているんですが、テンションが違いすぎて「大丈夫かな?」という不安もあるんですけど、メグリンとしてはそれが正解かなと。
常に相手を考えていて、悲しい気持ちにさせないようにしたり、楽しませて明るい気持ちにさせようと思って行動していて、分け隔てなく人と関われるから皆が好きになってしまうような女の子なんですよね。
メグリン的には切ないですけど、ぼそっと音へのついて思いをこぼしていたり、音と天馬が一緒にいるところに一緒に遭遇したり、晴が音を思ってる姿を何度か目撃するんです。
メグリンとしては自分の思いが晴に伝わったらいいなと思うけど、彼が喜んでいる姿が一番見たいからっていう姿勢がすごく健気でいい子だなと思います。
――音と晴、天馬の三角関係に参入していく難しい立ち位置ですが、メグリンというキャラクターをどのように作り上げているのでしょうか。
監督がスタッフの皆さんに「メグリンが嫌な女の子に見えないようにしよう」って言ってくださってたみたいで、言い方が少し違うだけであざとく見えたり計算高く見えてしまうので、台本にないせりふを追加したりしてメグリンがそんなふうに見えないように、皆でメグリンを丁寧に作ってくださいました。
おかげで、皆に愛されるような女の子に着々とできてるかなと、安心して演じることができます。
音の目線で視聴者の方は見ていると思うので、感情移入してメグリンを見ると「何この女の子…」となってしまうと思うんですけど、「良い子だから皆嫌わないで…!」って願っちゃいます(笑)。
パッションで動いてる一途な女の子ですごく良い子なんですけど…難しいんですよね。
ゲームでしか恋したことないっていう面もかわいいと思います。初めての恋だからこそ、どうすればいいかよくわからないけど、晴に楽しんでもらえたり、気持ちを伝えられたらいいなって気持ちでやっているので、とても楽しいです。「青春だな!」と感じます。
――ご自身と似ていると思うところはありますか?
私も小さいときから“台風のような女の子”って言われていて、「そこは一緒だね!」って濱田(龍臣)君やヘアメークさんに言われます。
アドリブのシーンで私はメグリンとして言ってるんですけど、「それ飯豊さんじゃない?」ってツッコまれます(笑)。
「自由にやっていいよ」って監督に言っていただけたので、楽しく演じさせていただいてます。
メグリンの登場で、しんみりしたシーンから明るいシーンになることが多いので楽しいです! メグリンは人を笑顔にする力があるんだなと演じながら感じました。
――6話からは英徳学園の制服になりますね。制服はいかがですか?
体にフィットしてます! 10年前につくしさんが着られていた制服を着ることができて、背筋がピンとする気持ちもあるけど、やっぱりすごくうれしいです。そして、やっと仲間に入れた気持ちがします!
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