続いて、ここからは撮影や取材エピソードをいくつか紹介していく。グラビア撮影では、3人にぎゅっとくっついてもらうポーズをリクエスト。田中さんは「鋼太郎さんとこんなに近づいちゃっていいのかな？(笑)」と戸惑いながらも、うれしそうに肩を抱き、少しはにかみながら、撮影に応じてくれた3人は写真からも伝わる通り、とてもキュートなショットとなった。
4月17日に行われた試写会と会見も、もちろん出席させていただいた。台本を読んでいると、先の展開がすべてわかっているため、実際に映像になってもは感動することは少なくなってしまう。これは、職業柄どうしようもないことなのだが、大きなスクリーンで第1話を試写させていただいたら、笑いあり涙あり胸キュンあり…と盛りだくさんで、これは話題作になる予感がした。そこから編集会議で企画を出しまくってしまったほどだ。
ラストシーンのキスもこちらにダイレクトに、真っすぐ気持ちが伝わってくるような切ないシーンに仕上がっており、思わず牧の切なさに涙しそうになった。会見でも林さんは「名作のひとつとして残るような作品に」と力強く意気込んでおり、並々ならぬ覚悟で役や作品を向き合っているのだな、と感じられた。
田中さんと林さんの仲良しぶりには内田理央さんも、「付き合っているんじゃないかな？」と言い出してしまうほどで、それは質疑応答のコーナーでもうかがえた。まず驚いたのは、「最近、キュンとしたこと」を質問してみたら、突然、弊誌記者を見ながら田中さんが大爆笑をし始めたこと。「変なことを聞いてしまったのかな？ 聞き方がおかしかった？」と、一瞬焦ってしまったが、どうやら林さんとカラオケに行ったときの状況を思い出していたようで、笑いが止まらなくなってしまっていたようだった。
隣でほほ笑みながら林さんも見守る中、笑いつつもなんとか田中はエピソードを語り終えると、顔を見合わせて笑い合う二人の姿が。それを見て、記者も思わず「付き合ってるのかな？」と勘違いしてしまうほどの仲良しぶりを見せつけてくれた。
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