7月クールの連続ドラマが出そろってきた。家族、恋人、ご近所さん…こんな人がいたら熱帯夜がさらに熱くなる!? そんな夏ドラマのユニーク男性キャラを一挙紹介!
“オトナの土ドラ”枠の心理サスペンス第3弾として放送される「限界団地」(6/2スタート、毎週土曜夜11:40-0:35、フジテレビ系)で佐野史郎が63歳にして、連続ドラマ初主演を果たす。かつて“夢のニュータウン”と呼ばれた団地を舞台に、孫娘に異常な愛情を注ぎ、古き良き団地に固執する老人・寺内(佐野)の狂気と悲哀を描く。
佐野演じる寺内誠司は“孫娘命!な狂気の老人”といういかにも恐ろしいキャラクター。一見、心優しき老人だが、いちずで思い込みが激しい一面も。自分を頼ってくる孫娘のためならどんな犠牲もいとわない。ドラマ「ずっとあなたが好きだった」(1992年、TBS系)での“冬彦さん”が語り継がれる佐野だが、先日行われた「限界団地」の試写会では「台本を読んで、冬彦的な“愛憎が過剰な人物像”を求められているとわかった」「やっていることは(冬彦の)10倍怖い」とコメントしている。
この「限界団地」にはほかにも濃いキャラクターが登場する。“セコい不倫サラリーマン”・桜井高志(迫田孝也)は隣家に住む主婦・江理子(足立梨花)の夫。仕事で帰宅が遅いことを利用して不倫中。団地の建て替えのうわさを聞き、補助金狙いで残っている。
“無気力フリーター自治会長”・金田哲平(山崎樹範)は自分の利益になることなら何でもする小悪党。誰もやりたがらない自治会長の役目を押し付けられている。
野島伸司脚本、容姿端麗で圧倒的な才能を持つ華道家・月島もも(石原さとみ)と平凡な自転車店店主の風間直人(峯田和伸)の繰り広げる純愛エンターテインメント「高嶺の花」(7月スタート、毎週水曜夜10:00-11:00、日本テレビ系)。
連続テレビ小説「ひよっこ」(2017年、NHK総合ほか)での“宗男おじさん”も記憶に新しい峯田が今回演じるのは、“な~んにも持たない”男・風間直人。地味な家業を細々と営みながら長年母を介護してきた。口下手で要領が悪く、取りえはないが、優しく穏やかな性格だ。はたして、ももとの出会いが彼に何をもたらすのか。
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